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そして旅立ちの朝

 ・・・翌朝・・・


 私は早朝から荷物をまとめて宿をチェックアウトします。

 体が少しだるいですが、疲れているというほどではありません。

 荷物を持って宿の1階のロビーにあるテーブルに腰掛けます。

 ここでは朝食を注文することができますので、私はコーヒーとトーストを頼みました。

 食事をしていると中田さんも降りてきました。


「おはようございます。いよいよですね」

「はい。いろいろお世話になりました」

「またバンコクに戻ってきたら、携帯に電話してください。僕は仕事なので空港で見送れません。ここでお別れしましょう・・・・あ!冨井さん。あの娘ですよ」

 見るとエーがシーツの山を抱えて降りてきました。

 私が荷物をまとめて座っているのを見ると、あわてて近づいてきます。


「トミー!トミー!・・・******!?」タイ語なのでさっぱり分かりません。

「あー・・・アイ・ゴー・トゥー・スリランカ・トゥデイ・・・分かる??」

 中田さんがタイ語で通訳します。

「いつ帰ってくる・・・と聞いてますので2~3日と言っておきました。冨井さん、もうこの宿は使えませんねえ。いえ。言っちゃなんですが、僕はこういうのしょっちゅうですからうまくごまかしておきます。冨井さんは心配なく行って来て下さい」

「すみません、お願いします」


 ・・・・私は中田さんほど慣れた遊び人ではありませんので、少々胸が痛みます。

「トミー。ボップカンマイナ・・・(またね。。)」

 エーは笑っておりますが、もしかしたら分かっているのかもしれません。


 旅立ちの朝です。                     

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