勇者パーティーと戦闘!皆まとめて爆発しろ!!!!!!!!
視点変わります。
「クソ!何だよあいつ化け物かよ!!」
僕は悪態を付きながら廊下を全力で走る。…油断していた、まさか三人まとめて戦う事になるとは思わなかった。いや、三人仲良く歩いてる所にちょっかいを出したのは俺だけど、でも三人で来ること無いじゃない。
しかも、一人だけ飛びねけて強い奴は、やばい!あれはやばすぎる!
「敬意を払うきはさらさら無いが、力の出し惜しみ無しに本気で闘ってやるよ☆」
『俺』は不気味に笑う。
「最終兵器集から引用。」
『俺』は走るのを止めると、両手を合わせた。
「連続爆発で終幕」
―――――――――――
「くっ!何処にいる!いい加減出てこんか!」
儂等は先程出てきた魔人を探すために、廊下を走っていた。
「オルガ、そこまで騒がなくても良いじゃない?たかが魔人にオルガのあそこをぶふっ!?」
儂は隣にいるセリーナの腹に蹴りを入れた。
「黙れ!儂は騒いどらん!」
儂は先程現れた魔人を思い出す。7歳位の体形をしていて、黒髪で、不気味な目の周りだけをかくす貴族風の仮面をかぶったふざけた魔人を。
ああ!忌々しいあの魔人め!急に現れたと思ったら、儂のまっままんゲフンゲフン///!を触りおって!!
何が「魔人?いやいや違うよ。僕は貴女が生み出した、愛の幻さ☆」じゃ! 只の変態ではないか!
「オルガ、落ち着いて。」
儂は勇者に言われてはっとする。
「ノウン、すまんかった。おかげで正気に戻れた。」
そうじゃ、今騒いでも意味が無い。この怒りは魔人に直接打つけよう。儂はそう決意して前を見た。
そこには先程の魔人が立っていた。
「あれぇ~、追いかけっこはもう終わりぃ~?まさか諦めちゃったのぉ~?」
セリーナが馬鹿にしたような声で魔人に問い掛ける。魔人は儂に背を向けていたが、セリーナの声に反応し、こちら側に向いた。
「なっ!?」
先程は何も持ってなかった魔人の右手には、セリーナが背寄っている大剣と同じ大きさ、厚みがある分あちらの方が重いであろう大剣を片手で持っていた。
あり得ぬ、セリーナでさえ片手ではなく両手で持っていというのに。あんな大剣を片手で、しかも軽々しく持ってる事など。あり得ぬ。
目の前の男は大剣片手に不気味に笑っている。
「闘技場」
魔人がそう言うと、周りの景色が変わり、何も無い荒地になった。
「じゃ、皆バイバイ☆」
魔人は大剣を上から下へ振り落とす。
だがしかし、儂等と魔人迄の距離は十分離れている。当然大剣は、儂等迄に届く筈がない。
「連続爆発で終幕」
大剣が地面に当たると辺りは真っ赤に染まった。
更新遅れるかも。