また、モブキャラ視点!?えっ?モブキャラじゃなくて生ゴミ!?
違う視点です。
私は焦っていた。あの餓鬼、フェステとかいう糞餓鬼の事でだ!…只では死なんぞ。今勇者達に手紙を送ったからな!くっくっく、精々勇者から必死に逃げた挙げ句殺されるといい。
「くっくっく、ふっははははは!!!!!!!」
「あっ、見っけ♪狂った祭☆」
そうして、生ゴミは見つかり拷問の末に呆気なく殺される事になりましたとさ♪大声出して笑うからだよ☆自爆乙wwwww
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「どうした?勇者、誰からの手紙だ?」
可愛いらしいが桁違いの威圧を感じる少女は目の前にいる、押さえ込んでいる状態にも関わらず、少女の威圧を圧倒的に超える威圧を放っている勇者に問うた、
「キモス伯爵様からの手紙だ、プロテクト王国に黒い髪と黒い瞳をもつ魔人に襲われていると。」
手紙を少女に渡しながら勇者は答える。腰には美しい装飾が施されている聖剣がある。
「へぇ~♪少しは殺りごたえある奴なのかねぇ~♪」
少女の後ろから美しい女性が此方にゆっくりとやってきた。肌の露出が多い防具を着けていて踊り子のように見えるが、明らかに常人には振れないような大剣を背負っている。
「セリーナ、そんな事よりご飯作って~、お腹ペコペコで死にそうだよぉ~。」
さっきほどの女性に近づいてくる少女は最初の少女と同じくらいの体格なのに背中には大人の身長と同じくらいの斧を背負っている。
「ノウン、そいつとはあたいが相手していいか?最近歯ごたえのない奴等ばっか相手してたからつまんないんだよ。」
またも、勇者に近づいてくる女性はとても美しく腰には美しくも禍々しい魔剣と美しい宝剣を腰から下げている。
「あっ!ちょっとヘルナ、私が先だよ♪」
「なっ!あんたこの前あたいから獲物横取りしたじゃないか!」
女性二人が口論を始める横で勇者はゆっくりと立つと皆の方を向いた。
「とりあえず、プロテクト王国に急いで向かおう。」
勇者の言葉にとある二人意外は、納得したようだった。
さて、美少年殺人鬼フェステは勇者に勝てるのか?
次回 美少年殺人鬼フェステ『うどんは肉うどんに限る!?』(嘘)
勇者は出るけどね☆
等々、勇者かぁ~…。