正しい定義は世界です!!
生暖かい目で読んでもらえたら、嬉しいです。
目が覚めたら、そこは雪国でした。
……なんてね☆只の真っ白い空間だよ♪チェケラァ☆
――にしても、おかしいなぁ~。僕は軍隊に囲まれて蜂の巣にされた筈なのに♪まだ死んでなかったのかぁ~。てへぺろ☆
『それは違うよ。君はきちんと穴が沢山出来て死んだ。』
『中々爽快な死に【形】だったよぉ~♪』
後ろから声が聴こえた。振り向いたら可愛らしい幼女と綺麗なお姉さんがいた。
「えぇ~と、あんたらだぁ~れ♪返答しだいじぁ~♪『殺すぞ』」
僕は殺気をぶつけるなんて出来ないので、言葉をぶつけます。てへ☆殺気をぶつけるなんて出来る訳無いじゃん♪
『僕達を殺すぅ~…。あっはははは!!――そんなの出来る訳無いじゃん☆』
『……残念ながら、私達を殺す事は出来ません。私達は貴方達の創造主ですので。』
創造主~…、ま・さ・か☆神様って奴ぅ~♪厨二かよ♪
『そうだぜぇ~♪神様だぜぇ~☆あっはははは!!……存・分に☆僕達を讃えろよ!あっはははは!!』
さっきから幼女うぜぇ―!あっはははは!!って笑い過ぎだろ。
幼女が笑っているなか綺麗なお姉さんの方がわざとらしく咳払いをした。……うん、本当にわざとらしいや☆
『話を進めますが、貴方は死にまし『爽快な死に方だったぜぇ~♪いやいやマジで☆あっはははは!!』ティリア!貴方は少し黙ってなさい!!』
それでも幼女は大笑い。まあ大変!綺麗なお姉さんの顔が真っ赤な鬼に!?……いやいや、話を遮られただけでそこまで怒らんでも…。だって…、ねぇ…。しかし!瞬時な冷静な顔に戻って話始めるお姉さん☆凄い順応力!お姉さん……素敵!!
『さっきも言った通り、貴方は死にました。だから貴方は此処に居るのです。』
死後の世界って事ですね♪わかります☆
『そうです。貴方は異世界に転生します。』
うん!?どぅゆぅこぉと?考えが伝わっていることは置いといて、異世界転生!?マジですか!?ありがとうごさいますぅ~!
『うん?あれあれ!?可笑しいって、思わないの!?何で!?何で何で!?何で僕が!神様のミス!?運命の悪戯!?はたまた僕の中には眠っている隠された力が!!とかさぁ~♪あっはははは!!』
『たしかに、あまり混乱していない様ですね。』
二人?は驚いてるみたい。いやいやだって!僕、蜂の巣にされたんだぜ!それに比べたらこの程度、驚くに足らず!な~んちって☆
「あっ!……もしかしてぇ~、僕が殺人鬼だからかな☆」
説明しよう!!我輩は約30億人の悪人を殺害した生粋の殺人鬼である!!名前はもう無い。捨てちゃたよ、名前なんて…。
『……そうです。貴方は腐った駄作を殺してくれたので、異世界に転生出来るのです。』
『つ~か、まっ!殺さなくても転生出来るけどさぁ~♪僕はお前が気に入ってるんだぜぇ~☆いやいやマジでマジで☆あっはははは!!』
幼女が笑う。口を大きく開けて笑う。……足が疲れてきた。…座って良いよね?て言うか、座っちゃた☆もう寝転んじゃえ☆
僕は寝ながら話を聞く事にした。
「普通さぁ~、殺したら地獄行きじゃないの?」
『それなら大丈『お前等の生きてる所がぁ~♪天国でも在り、地獄でも在るの・さ☆あっはははは!!』……そうです。生き方によって、天国にも、地獄にもなる。と言う事ですね。』
幼女は笑い過ぎだろ。話を遮らり過ぎだろ。
でも、…ふ~ん、だったら、だったらさぁ~…
「だったら、殺す事は悪い事か?」
僕は問い掛ける。別に今更、罪悪感を少しでも減らそうとか、僕は悪くない!とかはいうきはない。価値観なんてぶっ飛んだし、罪悪感なんて消え去った。只の興味だ。悪いのなら受け入れる。悪くないならそん時はそ時だ!
『悪くないです。』
きっぱりとお姉さんは言い切った。
『殺害も殺戮も、悪い事ではありません。殺す事は世界が産み出した絶対なる法則ですから。』
うん…そうか、僕は、悪くないのか…。じゃ!気に入らない奴いっぱい殺しにいきますか☆
「それでは、異世界に転生してほしいのですが。」
『そうですね。それでは開始しましょう。』
『あ、そうそう♪僕がお前に三つだけ能力をあたえてやるよ♪何でもいいぜ☆――たーだ~し!能力を増やす能力とかは、ダ~メ☆だからさ♪あっはははは!!』
こいつ、笑ってたらキャラ立つとでも思ってんのか?とは言え、ありがたい餞別だな♪ありがとうごさいます幼女様!!
『……最後迄、幼女なんだな…。』
幼女様の方から何か聴こえたが、気にしない☆気にしない☆……にしても能力かぁ~、何にしよっかなぁ~♪まずは…
「一つ目は、人物や生物、物体や価値、言葉や文字が分かるようにしてくれ!」
『……一つなのに、三つ言われた気分だぜ…。まっ!いいけどね☆あっはははは!!』
よっしゃ!!これは大事な事だからな♪そして、二つ目は……
「二つ目は、自分を自分で設定したりし直したりする能力だ!」
『……ふーん、自分を最強にしたり最弱にしたりするって事ね、結構目敏いじゃん☆』
それは、誉め言葉として受け取って置くとして、最後か……
「最期は、武器などを、絶対に盗まれない空間に無限に入れたり取り出したり、武器などを創造したり出来る能力でお願いします!」
『……、ま……いいけど…さ…☆あっはははは…♪』
幼女様…、ありがとうごえやす!!これで良い!僕は天才だぁ~!!
『それでは準備宜しいみたいですね。……ああ、そう言えば、どんな世界か言ってませんでしたね。』
『フィリア姉様どんくさぁ~い♪あっはははは!!』
『貴方が子供の頃から、夢みたファンタジーな世界ですのでご安心を。』
マッ!マジで!テンションMAX!!
僕がテンションを上げてはしゃいでる間に何か気絶しちゃった☆てへぺろ☆
殺人鬼の異世界転生さてどうなることやら(笑)
主人公はほぼ適当な性格です。