表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/50

まっすぐな言葉で

まっすぐな言葉で


 


 


まっすぐな言葉で、まっすぐな言葉で。

裸のままで。そのままで。


 


まっすぐな言葉で、まっすぐな言葉で。

白紙のままで、知らないままで。


 


 


分からないまま歩き続けた世界。

世界の果ててで

限定された永遠と

甘くもない果実と

商業主義の楽園と

人口生産された愛情と

歪んだ時空で君と僕。


 


まっすぐな言葉で、まっすぐな言葉で。

真っ白な気持ちで、真っ赤な嘘で。


 


まっすぐな言葉で、まっすぐな言葉で。

鏡の前で、泣き顔で。


 


 


きっと探していたモノは、

隔世の夜に取り残された遺伝子のようで

光の速さで跳んだ僕ら

圧縮した感情と

忘却された記憶と

消却された幻影と

空気のような何かを追いかけて

塵と消えて光となる一章節のレクイエム。


 


 


まっすぐな言葉で、まっすぐな言葉で。

虚ろな言葉で、歪んだ言葉で。


 


まっすぐな言葉で、まっすぐな言葉で。

儚い言葉で、希薄な言葉で。


 


 


 


世界を回すまっすぐな言葉を

イマダカラ、キミニササヤク。

まっすぐな言葉で。


2003年に書いた詩です。

うん、青い青い。

リズム、テンポを考えると、これは個人的にシンプルで好きなのでご挨拶代わりとしました。


まっすぐじゃないオトナだなぁ、とは思う。だから余計に、とも言える。まぁ、そんなもんでもなくて。ただ言葉にしてみて気持よかったりもあるね。うん。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ