四月一日の学園祭
4月1日。本来なら学生は春休みを謳歌しているであろうこの日に、とある高校には次々と人が集まってきていた。何か式典の類ではないことは、制服校のはずのここに私服の少年少女が集まっていることから想像することができる。
その内の一人、畠山茜は、欠伸を噛み殺しながらノロノロと、集合場所の体育館へと向かっていた。
「めんどー・・・何でわざわざ春休みに学校来なきゃいけないのよー・・・」
茜のように明らかに乗り気でない顔をしているものは他にもいる。しかし、よく見てみれば、それが全員1年生であることにはすぐに気付けることだった。
つまり、今年初めてこの高校に入学しての4月1日を迎える1年生と対象的に、2年生や卒業したはずの3年生は、何とも楽しそうに足取りも軽く集合場所へと向かっているのである。そのことに気付いた茜は、少しだけ気持ちを浮上させた。
先輩達がこんなに楽しそうにしてるんなら、何か楽しいイベントなのかもな・・・
しかしその内容がまるで知らされていない以上面倒な気持ちに変わりはなく、茜はまた欠伸を噛み殺したのだった。
「会長、こちらは準備が整いました!」
「こちらも問題ありません!」
「会長、マイクテスト終わりました~。」
「用紙のセット、完了しました。」
次々と報告を受けていた現生徒会長の葉山ミコトは、続々と体育館に集まってくる生徒達を眺め渡して小さく笑みを零した。
楽しそうに始まりを待っている2・3年生と、よく分かっていない様子の1年生がごちゃ混ぜに体育館に集まっている。いつもは紺色のブレザーで統一される体育館内は、今日だけは様々な色彩で賑わっていた。
葉山にとっては、秋に生徒会長に就任してから、これが初めての生徒主導のイベントでもある。毎年先輩達が成功させてきたこのイベントを自分の代で失敗させる訳にはいかない、と、少し気負ってしまっている部分もあった。
凝り固まった肩をほぐすようにぐるりと回したミコトに、副会長の竹内明が揶揄するように笑う。
「何だよ、傲岸不遜の代名詞・葉山ミコト様が、まさか緊張してるのか?」
「そうよ。悪い?ていうか傲岸不遜なんかじゃないけど。」
「はいはい。・・・ま、あんま重く考えんなよ。指令のお前がガチガチに緊張してたら指揮が滞る。細かいところは俺とか北崎とかがちゃんとフォローしてやっから、お前は胸張って指示だけ出しとけ。な?」
ウインク一つ。「校内一軽い男」と言われている明の砕けた態度に、ミコトは呆れたような顔をすると、それでも肩の力が抜けた様子で「頼りにしてるわ。」と返したのだった。
「只今より、毎年恒例・四月一日の大告白大会を開催します!!」
マイク越しによく通る声が体育館中に呼びかけると、一斉に「オー!!」という歓声が上がった。
茜はその勢いに気圧されながらも、会長の言葉が一瞬理解できずにとまどう。クールビューティと称される会長は、生徒達の反応に満足げに笑みを浮かべると、マイクを書記の北崎に渡して下がった。
「大告白大会・・・?」
訝しむ茜をよそに、近くにいた先輩の華やいだ声が聞こえてくる。
「今年は私、1年の駿河君に入れたのよ!」
「やだ、ミイったらいつから年下好みになった訳?私は今年も浪川先生に入れたけどね~。」
「あんたの年上好きも相変わらずじゃない!」
キャイキャイと笑いあう二人の会話に、茜はますます首を傾げたが、北崎の静かで落ち着いた声が解説を始めるのを聞いて意識を壇上に向けた。
真面目、という形容詞が一番似合いそうな黒縁眼鏡の北崎は、手にしたメモを淡々と読み上げ始める。
「毎年恒例ではありますが、1年生が初参加となりますので最初からルールを確認させて頂きます。まず、この後生徒は全員、昨年度の自分のクラスに移動し、自分が最後に座っていた座席に着席してください。この時、机の中を確認してはいけません。全員が着席したのを確認したところで生徒会から「机の中を確認してください」と放送で指示が入りますので、それに従って机の中をご確認ください。その際、中に紙が入っていた生徒は、まだその中身を確認してはいけません。紙の代わりにプラスチックでできたカードが入っていた生徒は、残念ですが、「解散」の合図が出次第体育館に集合してください。紙が入っていた生徒は、生徒会から「解散」の合図がありましたら、中身を確認して指定された場所へ向かってください。場所が指定されずにメッセージだけが書かれていた生徒は体育館へ移動してください。また、複数の紙が入っていた生徒につきましては、その内一枚だけを選択して指定場所へ向かってください。読む分には構いません。先生に出していた生徒もいると思いますが、一応先生方も今日は来てくださっています。自分が指定した集合場所に行って先生を待ってください。尚、全て終了次第ここにまた一度全員集合していただきます。集合時間は今から3時間後となります。10分前に放送で呼びかけますので、遅れずに集合してください。以上です。何か質問はありますか?」
質問ていうか、結局このイベントは何なの?と突っ込みそうになって、茜は軽く咳払いしてごまかす。
予想できる限りだが、どうやらこのイベントは学校全体での恋愛行事のようなものらしい。日頃内気な子に告白の機会を与えるためのイベント、なのだろうか。それなら何故四月一日なんて中途半端な時期を選んだのかが理解に苦しむが。それに、茜はそんな紙なんか書いた記憶はないし、貰うあてもない。部活動にも属さず、交友関係もそんなに広くない、有体に言ってしまえば目茶苦茶狭い茜にとっては、場違い極まりないイベントだと言えそうだった。
こっそり帰っちゃおうかな・・・
そんなことも思うが、折角片道45分もかけて学校に来たのにこのまま帰るのは何だか勿体ない気がする。今学校を出てもろくにお店は開いていないだろうし、つまらないだけだ。
「行くだけ行く、か・・・」
はぁぁ、と溜息を吐くと、茜はぞろぞろと移動を始めた人の群れに合わせて、自分が1週間前まで使っていた教室に向かったのだった。
「とりあえずスタートはつつがなく、て所ね。」
「毎年ここからが嵐だもんな~。」
くくく、と意地悪気に笑う明に、北崎が眉をひそめてたしなめる。
「そんな風に言わないでください。俺達生徒会の初仕事なんですから。」
「分かってるって。そう睨むなよ・・・俺だって今からドキワクだぜ?今年は何人の女の子から貰えるのかなーってな。」
「あなたの場合は女子よりも男子から貰う方が多いのではないですか。」
「俺って人気者だもん!」
「あーはいはい、そこまで!」
どことなく息が合っている二人に割り込んで、ミコトは気合を入れ直すように二人の背中をパン、と叩いた。
「私達の大仕事はこれから!私達宛てに来ているのはもう確認してあるんだから、ちゃんと分担通りに動いてよ、二人とも。みんなもね!」
「「はい!!」」
一斉に返ってきた返事に明がまたニヤリと笑う。
「生徒会長様はホントに人望厚いよな。で、お前は何枚貰った訳?」
「・・・一枚もないわよ?」
「は!?」
叫んだ明にうるさそうに顔をしかめて、ミコトはさばさばとした口調で続ける。
「確かに生徒会長としてはみんなの支持を貰ってるかもしれないけど、私、告白されたことなんか一度もないもの。今年だって一枚も貰ってないし、去年もなかったわよ?」
それがどうしたの?と言いたげに首を傾げるミコトは、控えめに表現しても美人だ。間違いなく校内トップの美しさの彼女は、その性格と相まって間違いなく山のように紙を貰っているに違いないと思っていたのに何故!?
いや、と明は思い直す。逆のパターンもありうるのではないかと。
「つまり、超美人かつ性格よしのミコトは高値の花だと思われている→自分なんかで告白していいのか迷う→そうこうしている内に他にもミコトに告白したいと思っている奴がいることを知り→ますます言いだしづらくなり→結局ミコトには1枚も紙がこない!うわ・・・なんて腹が立つ理由だ・・・」
「勝手なことばっか言わないでくれる・・・?」
思わずひくりと顔を引きつらせたミコトは、百面相を繰り広げる明は無視することにして、どこか落ち着かない様子の北崎に視線を投げた。確か、北崎にはそこそこ紙が来ていたように思う。
「北崎は誰の誘いを受けるか決めたの?」
「いえ、俺は・・・送った人がいますので。」
小さい声で照れたように言う北崎に、ミコトは興味を引かれながらも詳しくは追及しないことにしたのだった。
「それでは、机の中を確認してください。」
言われるがまま、一応机の中に手をつっこんだ茜は、指先に乾いたものが当たったのを感じて思わずびくっと手を引っ込めてしまった。
薄い、それは授業中に友達同士でメモを回して遊ぶ時にもらうノートの切れ端のような感触。
「嘘・・・」
そろりともう一度手を差し入れて引き出すと、そこには確かに四つ折りにされた小さな紙があった。
「あった・・・」
信じられない気持で自分の手を見つめていると、不意に教室の一角がざわめいて、茜はそちらを見る。サッカー部のエースの駿河巧が、山のような紙を机の上に広げて困っているのを、周りのクラスメートが囃したてている図だった。
「すっご・・・あれ絶対全部本気だよね・・・」
感心してしまいながらも、茜は手の中の小さな紙切れに鼓動が速くなっていくのを感じていた。
場所は屋上。よく茜が放課後を過ごす、給水タンクの影。空は抜けるように青くて、まだ少し冷たい風はそれでも春を感じさせる。どこか柔らかい風が吹いて、茜の髪をふわりと揺らした。
「・・・て、何乙女思考してるんだろ、あたし・・・」
座って待つのは落ち着かず、給水タンクに寄りかかって待っていた茜は、そわそわと髪を撫でつけながら自分てこんなキャラだっけ?と自問していた。
差出人も書かれていない小さなメモに従ってここに来ている自分が何だかすごく単純に思えてきてしまう。
「いや、でもときめくなって言う方が無理でしょ・・・」
何度も見返してしまった紙をまた開く。そこには細い綺麗な字で、「畠山茜さん 屋上の給水タンクの横に来てください」と書かれていた。
「誰なんだろう・・・」
ボーっと立っていると、だんだん時間の感覚がなくなってくる。そのまま待ち続けて・・・30分くらい経った頃だろうか。
ゴム底が立てる軽い足音に、茜はそちらに向き直った。駆け足でこちらに向かってきた「彼」は、茜の視線を捕らえると少し緊張したように体を固くして、それでも僅かに微笑む。茜はと言えば、目を丸くして彼が近づいてくるのを待つことしかできなかった。
「北崎、先輩・・・?」
「・・・こんにちは、畠山茜さん。」
さっきマイク越しで聞いたばかりの落ち着いた声。北崎は茜の目の前で立ち止まると、軽く息を吐いた。
「いきなり呼び出して、すいません。驚かせてしまいましたよね?」
「・・・流石に、先輩だとは思いませんでした。」
その言葉に北崎は小さく声を立てて笑うと、茜から目を外して給水塔を見上げた。
「覚えていますか?去年の入学式のすぐ後に、ここでお会いしましたよね。」
「は、はい。」
「うあ~・・・疲れた!」
真新しい制服に包まれた両腕をぐっと伸ばして、茜は大きく伸びをした。
屋上。眼下では新入生たちがぞろぞろと帰っていく。ある者は両親と、ある者は友達と、ある者は恋人同士で、ある者は一人で。それを見下ろしながら、茜はさて今日はこの後どうしようかと考えた。
両親ともに共働きなので、入学式が終わった段階で二人とも帰ってしまっている。中学時代友人だった人達はこの高校には一人もいないし、彼氏なんてのもいない。教室で新しく仲良くなった子もいるにはいるが、彼女はこれから両親と昼食を食べに行くという。
「んー、一人ぼっちって感じ。」
まぁいいか、と、それを大して寂しくも思わない自分は冷めているのかな、とも思うが、特に気にならないのは本当だから構わない。それよりも屋上が意外にも居心地が良くて、あまりお腹も減っていないしもう少しのんびりしていくかなんて考えてしまう。
くるりとフェンスに背をもたせかけて座ると、新しく手に入れた教科書をぱらぱらとめくって「へぇ、高校の教科書ってこんなのなんだ」とか感心してみたりする。数学と理科が壊滅的に分からないのではないかという嫌な予感もしてしまったが、それは今は気にしないことにした。
そうしてしばらく時間を潰していた時、
「もうすぐここは閉めますよ、新入生さん。」
不意に低い落ち着いた響きの声がして、茜はハッとして顔を上げた。
いつからそこにいたのか、黒縁眼鏡の上級生と思しき男子生徒が、屋上の入り口から茜のことを見ていた。染めていない黒髪と相まって、見た瞬間に「うわ、この人超ガリ勉ぽい。」などと思ってしまった茜は、怒られるのではないかと慌てて教科書をかばんにしまい込む。
「す、すいませんでした・・・!」
「あぁ、怒っている訳じゃありませんよ。俺も下校前に一息つきに来たんですが・・・あなたが随分と楽しそうに教科書を読んでいたものですから、声をかけそびれてしまいまして。でも今日は2時に完全下校なので、そろそろ出た方がいいですね。」
「はぁ・・・」
目をぱちぱちとさせた茜に、男子は緊張を和らげるようににこりと笑う。それは、思わず一瞬抱いてしまった堅苦しいイメージを打ち壊すほどに綺麗な笑顔だった。
う、わ・・
今度は別の意味で緊張してしまった茜を不思議そうに見ながら、男子は一歩茜に近づいてくる。茜が彼の手に書類が握られていることに気付いた時、春嵐とでも形容すべき突風が吹いて、その書類を屋上中にばらまいてしまった。
「うわっ・・・」
「あ、大丈夫ですか!?」
抱えていた鞄を置くと、茜は急いで書類を拾い集める。クリップなどで止めたりはしていなかったようで、見事にばらばらに散らばってしまっていた。
順番とか分からないけど・・・とりあえず拾えばいいか。
向きだけ揃えながら近くにある書類を全て拾い集めた茜は、それを渡そうと振り向いた。男子も全て広い集めていたようで、茜に近づいてくる。
「ありがとうございます。すいません、迷惑をかけてしまいましたね。」
「いえ・・・あの、順番とかよく分からなかったんですけど。」
「構いませんよ。なくなってさえいなければ大丈夫ですから。」
差し出された手に書類を渡した茜は、改めてその文面を見て、それが何かのリストであることに気付く。というか、それは・・・
「生徒名簿、ですか?」
「新入生のものです。あなたの名前もあるはずですよ。」
何でそんなものを?と首を傾げた茜に、男子は「俺は生徒会役員ですから」とあっさりと答えた。
「二年の北崎と言います。あなたは?」
「一年の畠山茜、です。」
「畠山さんですね。では、本当にそろそろ退散しましょう。入学早々警備員に目をつけられるのは好ましくないですからね。」
その言い回しにぷっと吹き出した茜を微笑ましげに見て、北崎は茜の背をそっと押したのだった。
「・・・その節はお世話になりました・・・」
「俺の方こそお世話になってしまいました。でも、今はその話をしに来たのではないんです。」
北崎は視線を茜に戻すと、真剣な、だがどこか熱を持った表情で言葉を紡いだ。
「どうやら俺はあの時、あなたに一目惚れしてしまったようです。畠山さん、俺と付き合ってくれませんか?」
「ひ、一目惚れ・・・!?」
にこりと、以前茜が見惚れてしまった笑顔で返事を待つ北崎に、茜はうろうろと視線をさまよわせる。
「でも、あたし先輩のこと全然知らないですし!先輩だってあたしのこと知らないですよね。それなのに付き合うっていうのは、ちょっと・・・」
「知らないからこそ、付き合いたいんです。もっと畠山さんのことを知ってみたいと思う。それはおかしいことですか?」
「おかしいっていうか・・・」
付き合う、という概念が今一つよく分からなくなってきた茜に、北崎は真剣な顔で言い募る。
「最初は友達から、とか、そういうことでも構いません。1年間悩みましたが、それでも俺の気持ちは変わりませんでした。」
「1年・・・」
あの日以来、会話したこともない。すれ違っても会釈するくらいの関係だった。
茜はさっき北崎がしていたように給水塔を見上げると、しばらくして目を北崎に戻す。仕方ないか、というような笑顔がその顔には浮かんでいた。
好きかと言われれば多分それはないと言える。でも、決して嫌いなわけではないし、それに、自分は彼のことをよく知らない。
それなら、お互いを知るために付き合ってみるのも、ありかもしれない。
「・・・友達からで、いいのなら。」
「よかった・・・ありがとうございます。」
「今日は四月一日、別名エイプリル・フール。この日についた嘘だけは、悪戯として許される日よね。そして、だからこそ、この日は嘘と本当の区別がつかなくなる日でもある。」
「だからわざわざ今日に合わせて大告白大会、か。悪戯をしかけてもいいし、本気で相手に想いを伝えてもいい。何も恋愛だけじゃない。今まで打ち明けられなかった秘密、言いたかったことを、冗談に紛らせながら相手に伝える日・・・」
「そう、そしてそれを本音と取るか、嘘と取るかはその人たち次第。でも伝えないよりは伝えた方がいいに決まってる。だから校長は、この日にわざわざこんなイベントを作ったのよ。」
「へぇ~、そんな理由だったんだなぁ。」
「・・・て、あんた分かってなかったの!?1年からずっと生徒会やってるのに!?」
「え?いやー、俺って記憶力悪いからさ・・・」
「そういう問題じゃないでしょうが!!」
また始まった、と諦めたような溜息が零れる中、冷静な声が不毛な言い争いをストップさせる。
「二人とも、そんなことしてる場合じゃありませんよ。そろそろ生徒が全員集まってきてます。」
「お、北崎、ちゃんと戻ってきたな!」
「どうだったの?ちゃんと言えた?」
「・・・今はそれはいいじゃないですか。それよりも、閉会の言葉を言わないと昼食会が開けませんよ!」
頬を赤くしてそっぽを向く北崎に顔を見合わせて笑ったミコトと明は、騒ぎ始めた生徒達に促されて壇上に出て行く。
残った北崎は、会場のどこかにいるであろう茜を思い浮かべて、そっと笑みを零した。
「畠山さん、これからは茜さんと呼んでもいいでしょうか?」
「うえ!?は、はい・・・どうぞ・・・」
「俺のこともできれば名前で呼んでほしいのですが。」
「北崎先輩・・・ですか?」
「いえ、名前の方で。」
「・・・き、先輩・・・」
「・・・・・・・・・」
「知樹先輩・・・」
「・・・はい、これからよろしくお願いしますね、茜さん。」
「よろしくお願いします・・・うー、恥ずかしいんですけど・・・」
「慣れてください。」
そんなやり取りがあったことは絶対にあの二人には話すまいと、北崎は固く心に誓ったのだった。
<FIN>