『抵抗と反駁』・・・『詩の群れ』から
『抵抗と反駁』・・・『詩の群れ』から
㈠
自己の保身は、日本の歴史が明証しているよ、だろうだ。
だろう、しかしそれは、戦争で負けた日本の、最後の抵抗ではなかったか、え?
だな、先の先のことを、考える間もなく、滑り落ちるんだ。
公園か、お前も俺も、公園に取り憑かれてるんだよ、だろうだ。
㈡
世界は広いんだ、広すぎて、視野が狭くなるよ、だろうだ。
そうだろう、小説や詩や思想を捨てた時、自己は歩き出すな。
だろうだ、自己内で、自己と自己が反駁しているんだ、だろうだ。
そうか、有機体の問題か、俺は俺で居ようとするんだ。
㈢
つまりは、抵抗と反駁ってことで、一つの詩は、上等に標榜するんだ。
だろうだろうだ、俺もお前も、我々は、日本に住んでいるんだよ、だろうだ。