叶えられたこと
…探さなくては…ルーン…僕の愛おしくて、大切な女性
だから…生きていて?
ゼナ「…ルーン…?」
ルーン?「ゼナ…?」
ゼナ「今はゼナじゃないけどね…」
ルーン「…私もよ…」
叶「はじめまして、僕の名前は柊木 叶きみは?」
琉璃奈「ふふっ…私の名前は薙刀 琉璃奈」
叶「…薙刀 琉璃奈さん、好きです、付き合ってください。」
琉璃奈「…私も好き…」
君は僕に抱きつくと、ふわりと微笑む。
嗚呼、愛おしい…
叶「大切にするよ。」
琉璃奈「あら?それは早すぎるんじゃない?」
叶「そうかも…でも、言いたくて…」
《ふふふ、幸せになってね、お兄ちゃん…》
ふと、妹の声が聞こえた気がして、振り返るがそこには誰もいない。
でも、妹はきっと今もどこかで見ているのだと信じている。
だから、僕は空に向かって微笑んだ。
今回で、多分終わりだと思います。
ひっそりと始まり、ひっそりと終わる…
そんな話でしたが、ご拝読、ありがとうございました。
あと、あとがきらしきものを載せて、この【むかしばなし】は、終了になります。
もしご要望などあれば、後日談…もしくは、オフトークなどを書くと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、またお会いできる日まで…