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10  ここは任せて二人は先に

 朝日が昇ってきた。

 結局は野宿無しで一晩中走り続けたワタたち。

 キースはもうボロボロで、徹夜テンションが発動している状態。

 ワタは助手席でよだれを垂らし大口をあけて寝ており、クーは後部座席で寝たり起きたりを繰り返しつつ、周囲とキースに気を使っている。


 車は既にイカス渓谷を抜け、ニツバまであと数時間といったところ。

 しかしついに、睡魔の熾烈な攻撃に耐えかねたキースの意識が飛んだ。

 一方ワタとクーも寝ており、つまりは全滅だ。


 ゆっくりとコースアウトし、路肩に乗り上げ凄い音を響かせ、右に傾きつつ止まる車。


 「のあっ!? だ、大丈夫ですか!?」

 「らめぇ……ねかせぇ……」

 「……ほぇ? ふわぁあぁあぁ。おはおー……」

 「あ、ダメだこれ」


 びっくりして飛び起きたクーとは対照的に、キースは深い眠りに落ち、ワタは何事もなかったかのように眠気眼で大あくび。

 戦闘慣れしているクーが、斜めになっている車のドアを足で開け、どうにか脱出。

 ワタも出ようとするが、鉄板丸出しのドアが重くて開かない。

 「あーけーてー」と言っているので、クーが手伝い外へ。


 「ふぇあぁあぁ。……タイヤ取れてる」

 「キースも夢の中ですし、ここは警戒しつつ牛車が通りかかるのを待つしかありませんね」

 「あーぁあ。領主さんに怒られるんだーキースさんがー」

 「あははは!」


 呆れ声で人に全てをなすりつけたワタに、クーも思わず笑ってしまった。




 ワタは左前輪のフェンダー部分に腰掛けあくび。クーはたまに周囲を警戒しつつ、剣を素振り。

 そんなクーをのんびり観察しているワタ。能天気女子中学生の血が騒ぐ。


 「ねークーさん」

 「はい?」

 「なんでお姫様なのに剣士やってんの?」

 「んーそうですねぇ……」


 素振りを切り上げて、ワタの横で車に寄りかかるクー。

 ワタはお姫様エピソードが聞けるかもと、ニヤニヤしている。


 「わたし、こう見えて昔は相当なおてんばだったんです」

 「そう見えるよ」

 「あはは、見えちゃいますか。なので昔から兵士たちと一緒に木刀を振って遊んでいたんです。その後、国を追われて何もなくなった時に、とある剣士さんが助けてくださりまして、その方いわく、わたしには才能があると」

 「あーそれが師匠かぁ」

 「そういう感じですね。まさかこの年齢でスキルを習得するまで来るとは、彼もわたしも思っていませんでしたけど」

 「おー天才肌ー。さすがお姫様ー」

 「お褒めに預かり光栄です。なんちゃって」


 嬉しいよりも恥ずかしいが勝り、おどけるクー。


 「じゃー、はいっ! わたしからも質問がありまーす」

 「はい、クインキュート君」


 本当に手を挙げるクーに、指をさして指名するワタ。


 「ワタはわたしたちとは違いますよね? あなたは一体何者なんですか? あの……アレはなんだったんですか?」

 「んーと……まず私は、異世界から来た14歳のJCでーす」

 「……またものすごく話が飛躍していますね」

 「でも本当だもん。……あ、これ言っちゃダメだから」

 「私に言ってるじゃないですか……」


 いつものやり取りである。


 「んであれは……言っちゃダメって言われてるけど……」


 するとクー、口を真一文字に結んで、その前で指で小さくバツ印。

 能天気女子中学生の判定は、(どうせ仲間だからいっかな)でした。


 「紛らわしいんだけど、想像したものを創造できる『ソーゾー』っていう能力」

 「……文字じゃなかったら分かりませんね」

 「あはは。じゃー私の能力で字幕でも出しておく?」

 「それならば助かりますね。……で、それは本当なんですか?」

 「その剣も鎧もエアマットもガラクタも、目の前で見てたじゃん」

 「そうなんですけど、そんな神にも等しい能力が本当に存在するのかと思っちゃうわけです」

 「……分かるわぁー。チート能力って、ちゃんと考えないと面倒なだけ!」


 ワタ自身、この能力に多少なりとも恐怖心を持っているし、持て余し気味なのも自覚している。

 クーはその様子から、この話はあまり長引かせるものではないと判断。


 「それでは、この話キースは?」

 「当然知ってますよ。なんたって最初の被験者ですから」


 当人が助手席の窓から顔を出した。そして結構無理な体勢なので、素直に降りて二人の下へ。


 「おはよー」「おはようございます」

 「おはよう。……俺、事故ったんだね」

 「これどーすんの?」


 右前輪はサスペンションの根本から完全に折れ、右後輪も脱落している。

 幸いエンジンにダメージはない様子なので、足回りを直せば復帰は可能。あくまでも直すことができればの話。


 「多分ニツバまで話が回ってるだろうから、歩いての到達は不可能かな。……山賊の真似事はしたくないなぁ」

 「牛車を奪う作戦ですか。さすがにわたしも同意しかねますね」

 「あ、んじゃーさ、《壊れた魔車のタイヤ周りが直る》ってのは?」


 ぎょっとする二人。

 振り向けば足回りが直り、傾いていたはずの車体もまっすぐ。

 能天気女子中学生の大勝利である。


 「えーっと、(あね)さん」

 「あ、はい」

 「こいつたまに平気でこーいうことをするから気をつけてください」

 「はい。分かりました……」


 呆気に取られつつも、ワタの取り扱い注意事項はしっかり伝えたキースだった。




 移動中に先ほどの話の続き。ワタの正体と能力をクーに説明している。

 おおよそ説明し終え、最後の締めである。


 「それで、俺が死に掛けていたのを、ワタちゃんが自身に回復能力を付与して助けてくれたという感じです」

 「ほぉー! 本当に何でもできるんですね」

 「なんでもじゃないよ。できることをやっているだけ」


 感心する大人二人だが、これもラノベ由来の台詞である。


 「しかし聞いた限りでは、あまり大規模には使っていないんですね」

 「それは……」「一回失敗したから」


 言おうか迷ったキースをよそに、ワタ本人が直球で話した。

 クーはその状況を聞けば聞くほど苦い表情になり、聞いたことを申し訳なく思う。


 「なんと言いますか……」

 「でもね、失敗しないと分からないことってあるよ。んで、私はそーいうのも全部含めて、異世界を楽しむんだー」


 ワタの強い言葉に、声の出ないクー。


 「姉さん、ワタの取り扱いにおいてもうひとつ注意事項があります。ワタは能天気なアホの子なので、楽しむことが第一です。そして自分の気持ちを隠さない。だから、俺らがワタの心情を推し量って心配する必要はありません。ダメになりそうな時は、ワタから信号を発するので、それを見逃さないようにするだけで充分です」

 「……信頼関係が出来上がっているんですね」

 「信頼関係とは別の部分ですよ。ね? ワタちゃん」

 「ん? 何が?」


 話を理解していないし、そもそも聞いてすらいなかったワタ。


 「……ね?」

 「ははは」


 おかげで一発で、クーにもキースの言わんとしていることがよぉーく伝わった。




 ニツバに到着。

 しかし早々に街の雰囲気が変わっていることに気付くキース。

 一方ワタは能天気で、クーは街の変化前を知らない。


 「これはもしかしたら強行突破があるかも。二人とも、心の準備はしておいて」

 「なにが?」「はいっ」


 この差である。


 「はぁ……。俺たちのことが既にこっちまで知られているかもって話」

 「まずいじゃん」

 「だからそれを言ってるの。もしかしたら……っと、早いなぁもうっ!」

 「わたしが蹴散らしますか?」

 「いやいや、さすがにそれはダメですって」


 さっそく前方に検問。

 クーはやる気満々だが、キースとしてはなるべく事を荒立てたくない。

 (……やるしかないか)と覚悟を決めたキース。


 「足跡(そくせき)がバレることを覚悟で強行突破するよ。そのまま領主屋敷まで突っ走るから、そっちも心を決めておいて」

 「はい」

 「……んー。おっけ」


 ワタも状況を理解し、渋々了承。

 徐々に進む隊列。

 検問の担当兵士は、御者や荷台をしきりに確認している。

 緊張のために大きく深呼吸を繰り返すキース。なにせ三人分の命が自分の双肩にかかっている――はずだからだ。


 「キースさん、緊張してるー」

 「そりゃそうでしょ」

 「らしくなーい」

 「……そりゃー、そーでしょ」


 最初は真剣な声だったが、二度目は呆れ声と苦笑い。

 どうやらキースの緊張は、見事にワタの能天気に当てられたようだ。


 ワタたちの番が来た。

 んが! 前方が開けた途端フルアクセル! 一気に逃走!

 「あっ!」と言う間に検問を敷いていた兵士の視界から消え去る魔車。




 「あははは! 兵士さんすっごい顔してたー!」

 「いやー、やろうと思えば意外とあっさり行くもんだねー。はっはっはっ」


 大盛り上がりの車内。

 みんなもっとややこしいことになると思っていたのに、あまりにもあっさり行ってしまったのが、一周回って面白くなってしまったのだ。


 「追っ手は来ていませんね。このまま領主様のお屋敷までですか?」

 「そうです。まあ正直、どうなるかは分かりませんけどね」

 「だいじょーぶだいじょーぶ」

 「そうそう。この能天気さが良いんだ」

 「あはは、なーるほど」


 ワタの扱いにも随分と慣れてきたクー。


 車は本当に意外なほど順調に進み、領主屋敷前の九十九折道路まで来た。

 下から見る限り、ここにも検問の類はない。


 「緊張で坂道発進失敗しないでよ。すっごい恥ずかしいよ」

 「そう言われると逆に緊張するんだけど……」

 「ふっふっふーっ。ぷれっしゃぁ~」


 呪いをかけるかのように、キースに向かって指をウニュウニュ動かすワタ。後部座席では大笑いしている姫剣士が一名。


 九十九折に突入。

 キースの横でワタがニヤニヤ。そして後部座席のクーもニヤニヤ。


 「あ、あれ何?」

 「引っかからないよ」

 「ぶーぶー」


 「なんかあるよ」

 「引っかからないよって」

 「いやマジで!」


 と次の瞬間、何かを踏んでタイヤがパンク。

 「だーかーらー!!」とお怒りのワタに謝りつつ、制止するキース。

 最初の行動は早かった。クーが車外へと飛び出し、すぐさま剣を構え周囲の確認。

 ドアの開く音を聞いたキースはまだ怒っているワタの頭を強引に捻じ伏せ、クーから声がかかるのをじっと待つ。


 「……大丈夫。敵襲ではありません」

 「何がありましたか?」

 「鉄の……えっと、これです」


 クーが実物を持ってきた。


 「あー、忍者のマキビシっぽい」

 「ワタちゃん分かるの?」

 「うん。敵の足を潰す道具。んで動けなくなった所を包囲攻撃ってのがよくあるパターンかな?」


 二人とも一瞬で顔色が変わった。

 急ぎクーを車に乗せると、パンクしたまま車を発進させるキース。

 パンクしたタイヤを引きずっているのでキーキーガタガタとうるさく、しかもゴムを引きずっているので嫌な臭いまでしているのだが、そんなことは構わずアクセルを踏み込む。


 「なんかあった?」

 「なんか無きゃこんなには焦らないっての!」

 「……そっか」


 この能天気さには、さすがにキースも怒りました。

 しかし《パンクしたタイヤが直る》というワタの能力で元通り。

 それでもキースの表情に余裕がないのを確認すると、ようやくワタも良くない状況だと理解した。




 幸いなのか、襲撃はなく領主屋敷へ。

 しかし門番が、普段は一人のはずが四人に増えており、しかも鎧を着込んだ兵士になっている。


 「このまま突っ込むよ!」

 「おっけー!」「派手に行きましょう!」


 クーのガワが剥がれる発言だったが、ワタもキースも気付かなかった。


 門番を無視し、鉄の扉をなぎ倒す。

 大きな衝撃が来たが、構わずそのまま玄関先へと直行である。

 んが! 玄関前にはレイピアのような細い剣を持つ壮年の執事が一名おり、車の前に立ちはだかった。


 「……轢くのはイヤだからね」

 「分かってる。降りよう」


 三人ともが車を降りる。

 キースは屋根に括りつけてあるクロスボウを手に持ち、クーも剣を抜き臨戦態勢。ワタは何も考えていない。

 執事は剣を胸の位置で持ち、剣先を天へと向ける体勢から微動だにせず、その瞳は強く睨んだまま。

 発せられる雰囲気が、見事なほどに彼が古強者であると語っている。


 「ここはわたしが」


 相手が剣で来るのであれば、こちらも剣で対峙するのみ。

 クーはゆっくりと歩を進め、執事の前へ。


 ――その横を何事もないかのように通過するワタ。

 「……えっ!?」「ワタちゃん!?」「あのっ!?」

 クーもキースも、そして執事までもがその能天気な行動に度肝を抜かれた。


 「なーにー?」

 「何って、さすがにこの場面でスルーはないでしょ!?」

 「なんで? これってあれでしょ? ここは任せて二人は先にっていう。だからここはクーさんにお任せー。キースさん早くしないと置いてくよー」


 三人で思わず顔を見合わせてしまう。

 しかしキースもワタの能天気には中々に順応しているので、駆け足で二人の横を通過。さすがに知る顔の執事なので、軽く頭は下げました。




 屋敷内に入った二人は、そのまま執務室へと直行。

 残念ながら、ピアノ線を武器に使う執事や、傘に機関銃を仕込んだメイドはいませんでした。

 代わりに、お盆を盾にして逃げるメイドさんが一名ほど。

 そりゃそうだ、キースの弓には矢がしっかりと装填されているのだから。


 一応ノックはしたが、返事を待たずに執務室へ。

 こちらに背を向け、ただ静かに窓の外を眺める領主がいた。


 「ニツバ様、武器を向けることをお許しください」

 「……やってくれたな」


 キースの弓は、しっかりと領主の首筋に向いている。

 張り裂けそうな緊張感の中、ワタは”ほげー”っとしている。


 「……あの剣士は?」

 「逃走中に仲間になりました」

 「ふむ。中々の手練(てだれ)のようだ。……あれではあやつは勝てまい。ふっ……」


 鼻で笑う領主。

 そんな中、ワタがキースをつんつん。

 「何!」と思わず声を荒げたキースをよそに、ワタはこう一言。


 「約束」


 ただの一言に、その意味を理解できないキース。

 だが領主は大笑い。


 「はっはっはっ! 何故感付いた?」

 「本気だったらこれじゃ済まないよ。でしょ?」

 「まあ、そうだな」


 ゆっくり振り向いた領主は、口元がニヤけている。

 このタイミングで廊下をドタドタガチャガチャと走り回る音。

 そして窓の外にはものすごーく落ち込んでいる執事さん。


 少しして、話が始まる前にクー到着。すぐさまキースの横に並び、剣を領主へと向ける。




 「んで、約束」

 「ああ、分かっている。……ふふっ、くくく、あーっはっはっはっ!!」

 「おー三段笑い。悪役っぽい」

 「はっはっはっ。いやいや、まさかここまでしっかりと引っかかり、尚且つこうもあっさりと見抜かれるとは思ってもみなかったのだ。愉快愉快!」

 「いい演技だったよ。領主さん」

 「そうか? ならば俳優デビューしてみようか? なんてな」


 一転して朗らかな笑顔の領主に、キースもクーも理解が追いついていない。

 ワタは一歩前に出て二人へと向き直った。


 「キースさん、私が領主さんとした約束、覚えてる?」

 「……パトロンのこと?」

 「うん。領主さん、それちゃんと守ってるんだよ」


 「……あっ」


 キースは、ようやく理解した。

 検問もマキビシも増えた門番も立ちはだかった執事も、全てキースたちの早とちりだったのだ。

 検問はただの飲酒検問。この国は飲酒に厳しいので、飲酒検問も頻繁に行われる。

 マキビシもただそれっぽい鉄の塊というだけであり、ワタはマキビシだと断言はしていない。

 増えた門番と執事に関しては、領主ならば如何様にも細工できる。


 「はぁ。ニツバ様も人が悪い。姉さん、大丈夫ですよ」

 「この剣は?」

 「下ろしてもいいですよ。敵意じゃないですから」

 「……分かりました」


 クーも、釈然としないながらも剣を下げた。

 ――鞘に収めてはいないので、警戒はしている。


 「でもなんでそんな回りくどいことしたの?」

 「王から、君たちがこちらに向かっているので、発見次第殺せと命令があった」


 次の瞬間、クーはもう一度剣を領主と向けた。


 「ははは。残念ながら私は、もとよりそんな命令を聞く気はありませんよ。セント・フィリス王国、クインキュート・アンダーフィールド姫殿下」

 「……全てを分かっていると?」

 「ええ。キース君もワタちゃんも知らないだろうが、あの魔車には盗聴器を仕掛けてある」


 「……はぁ。そんな気はしていましたよ」

 「ふふっ、さすがはマーリンガムの者だ。という訳なので、私は今後ともワタちゃんの味方だ。安心してくれたまえ」


 クーはキースの反応を確認。

 キースも目を合わせ頷いてきたので、ようやく剣を収めた。

 それを確認してから、椅子に腰掛ける領主。


 「キース君、この後はどうするつもりだ?」

 「まだ何も。……あー、欲を言わせて頂ければ、寝たいです」

 「はっはっはっ! よし、では数日間君たちをこちらで預かろう。なぁーに、私とてセルウィンの者だ。心配無用だよ」

 「うん。それじゃー何日かお泊りさせてもらいまーす」

 「ふわぁあぁあ。あーすみません。結局一時間も寝てないはずなので……」


 「クーさんは私とね。説明してほしいって顔してるから」

 「顔に出ていましたか。ではお願いします」

 「お願いされましたー」


 こうして三人の逃避行は終わり、あっさりと安住の地にたどり着くことに。


 数分後には、あてがわれた部屋で寝息を立てるキース。

 一方クーは、領主とワタ、そして先ほど剣を交えた執事と共に、様々な状況整理を行うのだった――。



遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。


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