追跡
この小説は、僕の初作品ですので、楽しんでってください!
1981年1月12日、冷戦真っ只中の時、俺は、CIAになってから初めての任務を遂行する。そういえば、名前を言い忘れていたね。俺の名前は、アンダン・ジャクソン、CIAに入ってまだ三年目のビギナーさ。
「ジャクソン、調子はどうだ?。」
「アムラーさん.. まあ、緊張しています。」
「まあ、初任務だもんな。」
今、声をかけてくれたのが上司で俺が所属している、アムラー班班長の、ベルガロール・アムラーさん。尊敬する人だ。
それじゃ、今回の任務を簡単に説明しよう。今回の任務は、イラン人テロリストである、カシーム・アッラーティの追跡、捕縛だ。情報によれば、オランダ、アムステルダムに身を隠しているらしい。カシームは、裏でKGBと繋がっていると言う噂だ。初任務でテロリストの捕縛とか厳しいものだ。と考えながら、俺は、そそくさと飛行機に乗った。
−−−−−−−−オランダ、アムステルダム−−−−−−−−
約10時間後...真夜中のなか、俺らは、アムステルダムに到着した。
「今日は、ホテルで寝泊まりだな。」
「そうですね...明日の予定は?」
「情報によれば、明日、カシームが所属しているテロリスト組織の集会があるらしいから、そこを狙う」
おいおいマジですか...遺書を書いとかないとな。
−−−−−−−翌日−−−−−−−
「よし、行くぞ。」っとアムラーさんが声をあげた。
「元気ですね。死ぬかもしれないのに...」
「大丈夫だ。死なん!」っと言い、笑い声をあげた。全く、すごい人だよ...こりゃあ.. .
そうこう歩いているうちに、例の集会会場に着いた。
周りを見渡しても、緑しか見えない。
「ほんとに合ってるんですか?どうも会場には見えない...」
「大丈夫だ!」
「いや何が!?」っとツッコんでおいた。
...約20分が経った頃、西から車の音がした。
「来たぞ...」
「ほんとに来た...」っと内心びっくりしていた。だって、ほんとに来るとは思わなかったから。車から、1人降りてきた。
「あいつがカシームですか?」
「だろうな、写真と一致している。」
「あのハゲが....?」
「それは言うな。」
軽くツッコまれた。もう一つの車から、また1人降りてきた。
「あれは?」
「おそらく、幹部だろうな」幹部まで登場か...ほんとに死ぬんじゃねえか?
「行くぞ」っと言い、アムラーさんが走り出した。
「は、はい」っと俺も走り出した。
「うおお!」っとアムラーさんはカシームにタックルをお見舞いした。
「て、てめえ」幹部が銃を向ける。
「フッ」っと、俺は奴に手刀をした。奴は気絶した。
「アムラーさん!」っと後ろに振り向くと、
「観念しろ!カシーム!」っと言いながらカシームを押さえつけていた。
「クソが....!」
「なんでこんなことになっているのか分かってるのか!?」
「KGBにアメリカの極秘作戦の情報を渡したことか!?」おいおい、自白しちゃったよ。KGBと関わってること..絶対違う意味なのに...
「そうだ!」合ってるのかよ....
「まあ良い、お前をCIA本部に移送する」
空からヘリコプターの音が聞こえた。上を向くと、
「CH-53...」本物の輸送ヘリ、かっこいい、俺の憧れだ。
「乗れ!」カシーム含む全員が乗ると、離陸した。
窓の外を眺めていると、アムラーさんが、
「そんな綺麗か?」
「いえ、このヘリからの眺めが、俺の憧れだったんです。」
「そうか。」
俺はこれから、CIAとして、祖国を守っていきたい。英雄になってやる、と、誓ったのだった...
第2話は気分で作ります。