パパと呼んで…。 vol.096 「…でも、やっぱり…、今まで通り…。」
そしてまた麻衣子がアレンジした花束を持って、
「綺麗な花だね~う~ん。気分まで晴れやかだよ。ありがと、マコちゃん。」
麻衣子、
「どういたしまして。」
小枝子にお辞儀をして。
「おばさん、また来てください、サービスしちゃいますから…。ニッ。」
捷子。
「ありがとうね~うん。捷子ちゃん。これからもよろしくね~。」
にっこりと3人。
「うんうん、また、寄らせてもらうよ。…でも、やっぱり…、今まで通りに、浩に頼もうかって…思うわ、おばちゃん。」
3人、
「えっ!!!」
「何かしらね~。多分、あんたたちのお蔭かね~。浩の表情が…変わってきたんだよ。それが嬉しくってね~。」
その小枝子の声を聞いて3人、
「……。」
「ほら、神戸からこっちにきて、間もなくって、自宅と会社の往復…。誰も知り合い…いなくってね~。だから、尚更。あんたたちに会えて、しあわせものだよ、浩は…。」
3人、少し照れながら…。
「ふふ…。じゃ、本当にありがとうね~。…あっ、角…さんだっけ…。あの人…???よろしく言っといて…。ねぇ~。」
「うん、分かった、おばちゃん、おばちゃんが元気で私も安心した。」
そんな知寿子の声を聞いて小枝子、笑顔で、
「うんうん。」
「あっ、おばちゃん、モッちゃん、これからも、私たち、しっかりと誘うけど、いいかな。」
「あらま~。嬉しい事言ってくれるね~チズちゃん。こっちこそ、大歓迎だわ。うんうん。どんどん誘っとくれ。お願いするよ~。」
「うん。ありがと、にしし。こっちも大助かりだわ。」
捷子もその知寿子の声に、
「くく…。」
思わず、少し赤くなる麻衣子。
小枝子、
「ん~???……うん。じゃ。ありがとね~。」
店を離れる小枝子に3人、
「ありがとうございました~。」
「へぇ~~。綺麗なお母さんだね~。モッちゃんのお母さん。」
捷子。
「うん。なんだか、もの凄い優しそう~。」
麻衣子。
「でっしょう~~。…って言っても、私も殆ど話はした事、ないんだけど…。でも顔はまだ記憶に残ってたから…。」
「だよね~。高校の時の男子の父兄…そんなに…詳しくは…ねぇ~~。」
「おぅ、今戻った、お疲れ~。」
出掛け先から戻った和也。
3人、
「お疲れ様でした~。お帰りなさ~い。」
「ん…???どうした…3人揃って…???」
「うん。今…、モッちゃんのお母さん…お客さんでお店に来てたの…。」
知寿子。
和也、
「モッちゃん…???ふ~ん、木本君のお母さん…か…。ふんふん。元気でやってるかな、彼…???」
「うん。もっちろん。」
「はは…そっか、ダニエルだもんな…、かかか。」




