パパと呼んで…。 vol.091 少々寝不足気味の…麻美。
「ふふん。モッちゃん、子供…、欲しくなったでしょ。」
寿の布団から立ち上がりながら知寿子。
寿の顔の近くで胡座を搔いて悠馬、
「ん~~。はは。」
そのまま冷蔵庫のドアを開けて、浩一の前に缶ビール。
「はい、どうぞ~。パパもね~。」
そしてもう一本取り出して、
「…と、私も、頂いちゃおぅ~っと。」
悠馬、
「では、再びの、乾杯と行きますか。」
浩一、
「お世話になります。」
知寿子、唇に指1本当てて。それに悠馬も浩一も便乗して、
3人揃って小さな声で、
「かんぱ~い。」
翌日、早めに起きて、一旦自宅に戻る浩一。
片や、こちらは少々寝不足…気味の…、麻美。
台所に入って来るなり、あくびをしながら、
「おはよう…。ふぁ~~あ。」
「な~にがおはよう、ふぁ~~あ、よ~。」
朝のメニューをテーブルの上に、順子。
「めず~らしく、午前様なんて…。」
「あ…、あ~。昨夜…ね…。まっ、しゃあないでしょ。お・つ・き・あい~。」
昨夜、真也からご飯を奢られて、
そのまま4人でカラオケにまで発展したのだった。
その時は既に、華穂が無理やり真也の背中を押しながら、
「課長~、付き合え~。明日は花金だ~~。」
そんな昨夜を頭に浮かべながら…麻美、
「しっかし…、華穂さん、バイタリティあったよな~~。なんでだろ…???」
「おはよう~。おやおや…、女性陣…早いですね~。」
企画室に出社してきた浩一。
開口一番、咲が、
「おはようございます。だって、めちゃくちゃ忙しくなっちゃったんだもん。」
その咲の声に典、
「かかか、とうとう目覚めた子ヤギちゃん。…てか~咲~。」
「ははは、そっか、グランジュエさんか…。」
笑顔で浩一。
「あれ~。そういう主任…。なんか~ぁ。良い顔…してません…???」
そんな典の声に、咲も紀美子も、
「…ん…???」
浩一、いきなりの声に、
「えっ…???ええええ…???いや…、別…。」
「おっはよう~。おやおや…みなさんお早いですこと。」
出社してきた悠馬。浩一に手で挨拶をして。
「おはようございま~す。」
典、咲、紀美子。
「…ん…???何…???悠さん、モッちゃん、ふたりで何かした~???」
いきなり典。
自分の席に着くなり悠馬、
「はぁ~???」




