パパと呼んで…。 vol.090 「えっ、ええええ…、うそ…。」
「よ~し。パパ~、モッちゃん。帰ろっか。」
知寿子。
浩一、
「ご馳走様でした~~。ふ~美味しかった~。」
悠馬、
「おぅ。」
「すみませんね、悠さん。僕ばっかり飲んじゃって。」
「いやいや、気にしない気にしない。家では…飲まないから。寿もいるし。」
捷子、
「くく…、寿、気持ち良~く、寝ちゃってるね~。」
捷子の膝で気持ち良く眠っている寿。
「とうとう、来なかったか~麻美~。」
「な~に、やってんだか。かなり忙しいみたいね~。」
麻衣子。
「じゃ、マコ。また。」
悠馬。
「絢~、おやすみ~。」
ベビーベッドですやすやしている絢。
「じゃ、マコちゃん、捷子ちゃん、また。」
浩一。
「うん。お休み~。私はいつもの通り、お泊りだから~。」
笑顔で捷子。
「はは、そっか…。うん。じゃ。」
悠馬、
「あっ、どうせだ。モッちゃん、うち…泊まるか~???ここから車でウチ…、10分だし。」
「えっ、ええええ…、うそ…。」
浩一。びっくりして…。
「イヒヒヒヒ。泊まっちゃえ、泊まっちゃえ。」
ニタニタしながら知寿子。
「いぇ~い。泊まっちゃえ、泊まっちゃえ~。」
麻衣子と捷子。
「え~~~。」
戸惑いながらの浩一。
「はい…???室長さんのお宅に、泊まる…て…。はっ???」
電話口で小枝子。
悠馬の車の中で浩一、
「うん。話がトントン拍子に…。」
「かかかか。そうかい、そうかい。うんうん。分かった。じゃ、迷惑掛けないように。」
笑顔で小枝子。
そんな小枝子の声を聞きながら柚、
「えっえっ。お兄ちゃん…今日…お泊り…???」
「ふん。そうだって~~。しかも、会社の室長さん。な~んとも、良い人だね~~。」
「へぇ~~え~。」
リビングに飾られてある花を見ながら小枝子、
「ふふ…。」
「ハ~イ、ようこそ我が家へ~。へへへへ。」
アパートの玄関のドアを開けて知寿子。
「では、お言葉に甘えて。」
玄関からダイニングキッチンへと、浩一。
知寿子がテーブルの椅子を引き、
「はい、どうぞ。」
「ありがとう。」
そして背中に寿を背負いながら悠馬、
「ほい、寿~、ただいま~だね~。」
そんな悠馬に、
「ほいほいほいほい。」
すぐに布団を敷いて、悠馬と一緒に寿を布団に寝かせる知寿子。
そんな光景を見ながら、
「かっわいいよね~。」
いきなり口にする浩一。




