パパと呼んで…。 vol.087 悠馬の車の中で寿…。
悠馬の車の中で寿、
「ねぇねぇ~、おじちゃんも絢ちゃんチに行くの~???」
助手席に乗っている浩一に。
「うん、そうだよ~。寿ちゃんも一緒に、ご飯食べよう~。」
「うん。食べよう、食べよう。」
「はは、いやびっくり。まさかチズちゃんからマコちゃんのアパートでご飯一緒に食べようなんて、電話来たから。」
運転している悠馬に顔を向けて浩一。
「まぁ、いつもの事だから…。お互い、あっち、こっちで、一緒に食事してるんだ。それが切っ掛けで、絢もみんなで育てて行こうってなってね~。」
「な~るほどね~。」
知寿子、麻衣子の部屋のドアを開けて、
「来たよ~。」
麻衣子、捷子、
「いらっしゃ~い。」
浩一、
「お邪魔…します。」
「うん。モッちゃん、初めましてだね~、我がアパート。はは…、何もないけど…、ゆっくりしてって…。」
麻衣子。
「うん。ありがと。おほほほほ~。絢ちゃ~ん。」
ベビーベッドでにこやかにしている絢。
「う~わっ。ほんとにおっきくなったね~。」
「でっしょう~。良く食べるし、良く寝るし。そして…。」
捷子、
「良く出るし。…ってね~。」
「はは…、3拍子揃ってるね~。」
「かかか。マコのお母さんの受け売り~。」
捷子。
「マコが仕事のときは、マコのお母さんが絢…、面倒見てるからね~。」
悠馬。
「あぁ~~。な~るほどね~。…じゃ、マコちゃん、ある意味、助かってる…て、事もある訳だ。」
浩一。
「うん。私なんて…、それに絢もそうだけど…、みんなに助けられてる。ありがたいよ。ねぇ、捷、チズ、悠馬。そして…寿もね~。」
寿の頭を撫でながら麻衣子。
「うん。」
元気に寿。
「さ~て。やりますか~。」
知寿子。
麻衣子に捷子、
「おぅ。」
「あれ…、もうひとり…???」
悠馬。
「あは…。多分…、今日は…無理かな~。毎月、恒例の…25日。」
麻衣子。
「25日…???あっ。そうか~。な~るほど。なんてたっけ…???」
「ごとおび。」
「そうそう、それ。麻美は、多忙と言う事か~。さすがは父親と妹が銀行員。分かってらっしゃる。」
「あぁ~~、そっか~マコちゃんと麻美ちゃんのお父さん、銀行マンだっけ。」
浩一。
そんな浩一に振り向いて、
「うん。ついでに妹もね~。」




