パパと呼んで…。 vol.081 「良い上司との…出逢い…か…。」
「木本、お前…、東京行って、絞られて来い。」
浩一。
「もしかして、モッちゃんの上司…の…言葉…???」
悠馬。
「ええ…。あの一言…、効きましたね~。多分…、あの上司がいなかったら、今の僕…、なかったと思います。」
知寿子、
「そんなに素敵な上司…だったんだ…。」
「うん。だって、今までの上司だったら、完璧に、僕の企画なんて…スルーだったですから。しかも、部署内も、結構賑わい始めて…。僕も…、安心して、東京計画…出来たような…。」
「良い上司との…出逢い…か…。」
悠馬。
「じゃ…、私も…そうありたいもんだ。なぁ~。」
「はは…、悠さん…、もうなってるじゃないですか~。」
くすくすと笑いながら浩一。
「へっ…???」
「越谷さんと、古賀さん…。悠さんの…人脈ですよ。」
「そうか~~???」
「えぇ~。あっ、そこ…右です。ありがとうございました。」
「おっ。んじゃ…明日。」
「じゃね。また何かあったら、お店に…。じゃなかったらいつでも、アドレスに…そして電話して…。」
後部座席から知寿子。
「はは、良かったね。皆とアドレス交換出来て。」
ハンドルに手を掛けて悠馬。
「えぇ。ありがたいですよ。じゃ、チズちゃん。みんなによろしく。また…。」
「うん。じゃ。」
「ふ~~ん。き・も・と・こ・う・い・ち。か…。モッ・ちゃん…。」
テーブルの上でスマホの画面を見ながら麻衣子。
椅子の背もたれに両手を掛けて麻美、
「かかか。とうとうアドレス交換、しちゃったってか~~。お姉ちゃん。」
「ん~~。な~に言ってんのよ、あんたも、捷子も店長にチーフ。み~んなと交換してるでしょ。」
「まっ、そうだけど~~。…でも、びっくりしたよ、いきなり彼に絢…抱かせるんだもん。」
麻衣子の隣の椅子に座り、自分もスマホの画面を見ながら麻美。
「あぁ、あれ~???…ん~。実は私も自分でビックリ。」
麻美、
「はぁ~あ???」
「気付いたら、抱いてみます…???な~んて、言っちゃってた。」
「はい…???」
「なんでだろ…???勝手に口から言葉が出て、勝手に体が…動いてたって…いうか…。」
麻美、
「……お姉ぇ…。」




