パパと呼んで…。 vol.073 「彼見てると、もの凄い安心できる…。」
全員、
「うそ――――――――っ!!!」
「いやいや…、参ったね、こりゃ。」
和也。
奏、
「すご~~~。」
敏光、
「や~るもんだね~。」
順子、
「へぇ~~。はぁ~~。」
他の面々は目をパチクリさせながら、それぞれ、びっくりのリアクション。
「ひぇ~~。カッコいい~。」
捷子、麻美。
そんな中で、それぞれのグラスにはノンアルコールの、
スパークリングワインが注がれ準備が整う。
「凄いよね。シェフが女性で凄いと思ったら、とにかく美人。」
絢を真ん中に、麻衣子に体を傾けながらの知寿子。
麻衣子、
「うんうん。びっくり。しかも…旦那様が10歳年下。わ~お。」
「しっかし、もの凄い素敵なレストラン。麻美、どうよ、彼…モッちゃん…???」
麻衣子の右隣で捷子。
「うんうん。意外と…いいかも…ニッ。」
にこにこ顔の麻美。
「では、ごゆっくりとお召し上がり下さいませ。楽しいお時間を…。」
それぞれに笑顔で挨拶をして、芳美に合図をする譲二。
「それではみなさん。」
悦、
「悠馬、お願い。」
悠馬の発声で乾杯。それぞれが思い思いで打ち解けながら…、
そして料理に堪能し、飲み物で快い時間が過ぎていく。
そんな中で浩一がそれぞれに挨拶。握手し、そしてグラスを傾けながら…。
悦、時折顔を出す芳美に、
「ごめんね~、一番忙しい時間帯に貸切しちゃって~。」
「な~に言ってんの~。先輩の口コミで開店以来、もの凄い好評なんだから。それに、これから出す広告だって、もの凄い期待してるのよ。仕事、早いわ~彼…。モッちゃん。」
「おやおや、あんたもモッちゃんか。」
「うん。な~んか…ね。彼見てると、もの凄い安心できるっていうのか…。あるのよね。不思議だけどさ。」
「お~や、おやおや。旦那様がいるって言うのに~。」
「へっ。いや…、旦那…???全~然。むしろ私よりモッちゃんに惚れ込んでるみたいよ。」
「うそ~~~!!!」
「ふん。私より先に、気に入った。なんて言ってたくらいだから。」
「へぇ~~。まだ私…、挨拶しか…してないからね~。それと…電話で…。ふ~ん。」
「な~んだか、素敵な時間…流れてるみたいね~パパ。」
庭を見ている和也に奏。
「あ~。さすがに悦さんも大絶賛するだけの事はある。郷、どう思う…???」
「いや。父さんの見立て道理じゃないっすか~。」
後ろから郷。
「それはそうと、郷。敦子ちゃん。元気なの…???」
奏。
「たま~には、連れて来いよ。父さんも母さんも会いたいのに~。」
「い…、今…、それ…言う…???」




