パパと呼んで…。 vol.072 木本浩一の初めてのクライアント。
「そして、ここ、レストラン、シャルール。木本浩一の初めてのクライアントになります。」
悠馬。
少し離れているシェフの芳美、メンバーに一礼して…。
「え~~、そうだったの~。凄~い、モッちゃん。」
びっくりした顔で両手で拍手をする知寿子。
「で~~。もう1つ。オマケに。この木本浩一。実は私の家内の知寿子の…高校の同級生―――――――っ!!!」
その悠馬の声には、悦も暁も和也に奏、敏光も順子も、
「うそ―――――――っ!!!」
浩一、
「室長~~。悠…さん。」
思いっ切り照れる浩一。
そんな照れる浩一の肩を抱きながら悠馬、
「そういう事で、みなさん、木本浩一、通称、モッちゃん。今後とも、是非、よろしく~~。神戸から、つい最近、こっちに引越してきたばかりなんで。…じゃ、モッちゃん。」
浩一、
「はい。…なんだか…、凄い事になっていて、正直、びっくり…してるんですけど…。」
知寿子、捷子、にこにこしながら…。
「みんな、奥寺室長から紹介してもらった通りです。子供の頃は東京いたんですが、全く環境違っちゃって。」
麻衣子、絢を見ながら。
「今はアパートで母親と妹との3人暮らしです。何とか、ダニエル広告企画室で、みなさんに迷惑掛からないように、頑張ります。よろしくお願いします。」
メンバーから大きな拍手をもらいますます照れる浩一。
「じゃ、そろそろ…、芳美。」
少し離れた場所で待機している芳美を見ながら悦。
「まぁ~。今回の話は、元々は悠馬の発案…らしいんだけど…。実は、この話もらったの、私…、チズからなの。」
知寿子、舌を出して、にっこりと。
「…で、話しを聞いたら、何とチズの高校の同級生。しかも悠馬の会社の主任。そんで、高志の後任って言うじゃない。それならいっその事、面白い。そう思った…、矢先に、ちょっと待て。ナイスタイミングじゃん。私の頭に浮かんだのがここ。芳美~。」
「越谷悦の後輩の…古賀芳美と申します。あらためまして、ここ、レストラン、シャルールのシェフを担当しております。そして…。」
奥から出て来たのが、
「レストラン、シャルールの社長、古賀譲二と申します。」
悦、
「芳美の旦那様。何と、新婚さん。何と10歳若い旦那様~~。」




