パパと呼んで…。 vol.069 「結構バイタリティ、溢れてる。」
「えっ!!!…なんで…???はい…???」
いきなり目を真ん丸くして浩一。
悠馬、
「まぁ~。僕もある意味、びっくりなんだけど…。話がどんどんエスカレートしてしまって…。」
「い…、いや…。まさか…。」
「モッちゃんを、みんなに紹介したいって、カミさんに話したら、何故かしら、カミさんの方で、いつの間にやらトントン拍子に事を進めちゃったみたいなんだ。」
「えっ。え~~~……。お…、奥さんが……。」
何とも顔を崩しながらの浩一。
「うん。ウチの…、ああ見えて、結構バイタリティ、溢れてる。」
そんな悠馬の声と顔に浩一、
「そう…みたいですね~~。な~んか…高校時代とは…違いますね~。」
「ん~???」
「結構、大人しそうな…感じだったから…。」
「そう…???…ん~~。結構、明るいんだけど…。全く、落ち込まないからね~。僕の方が、どっちかって言うと、引っ張られる感じ…かな…。」
「え~~~。そう…なんです…か。」
「ふん。…まっ、そういう事で、越谷さんが全面バックアップで、モッちゃん、歓迎したいそうだから…。誰が出席するかは…、お楽しみだ。再来週の日曜日。予定、空けといてくれ。」
「はい。分かりました。」
麻衣子のアパートのドアまで悠馬、
「じゃ、おやすみ。絢、じゃね~。」
麻衣子、
「うん。ありがと、おやすみ。」
碧銀行中央支店、
「麻美~、この資料お願い。」
華穂。
麻美、
「あ~。はい。了解。」
「ねね、国際営業部課長様から、何かアクションあった~~???」
そんな華穂の声に麻美、
「はぁ~~あ???」
その麻美の声に、
「ばか、声、おっきい。」
いきなり麻美の肩を叩いて。
「…い…、いや…。だって…、華穂さん。急に変な事、言うから…。ぷぷ。」
「ばかね~。麻美のお姉さんの元カレでしょ。ある意味…、気になるでしょ。」
「えっ。あ。あっ。はぁ。あ…。はぁ~???」
そのまま麻美から離れる華穂。
麻美、頭を傾げながら小さく、
「なんで…???」
そしてコチラは東亜銀行東京西支店、融資課。
パソコンの画面を見ながら、何やら頭を傾げながらの千葉恒夫。
「…俺…、何か、悪い事…、やったか…???」
数時間前に送られてきたメールが妙に気になっていた。
「話がある。今夜付き合って。」
送信元は、藍子である。




