パパと呼んで…。 vol.048 「みんなでご飯。」
捷子が絢を抱きながら、
麻衣子はカートを押しながら食材を選んでカゴの中に。
「あっ、それも良いね~。」
と、捷子、ミニトマトのパックを指差して。
「ふん。んじゃこれも…。」
麻衣子。
「あとは~。でも…、いっか~。多分チズも買ってくると思うし。チズじゃないと悠馬の好きなの分かんないもんね~。寿のはあるし~。」
「だ~ね~。はいはい、絢~。ルルルルル~。」
ニコニコ顔の捷子。
「おっす。」
麻美。スーパーの中で麻衣子と捷子を見つけて。
「おぅ~来たか~。早かったね~。」
絢を抱き上げて捷子。
「当然。みんなでご飯となれば。」
麻美。
「何か、食べたいのある~麻美~???」
「はいはい。んじゃ私は…。」
捷子が抱いている絢の頭を撫でながら麻美。
アパートに着いて麻衣子、高志の写真に、
「ただいま。」
麻美が絢をベビーベッドに。
「ママたち、これからご飯作るからねぇ~。ん~~ふふふふ。」
そんな麻美を見ながら、笑顔で、
「キャッ、キャッ。」
両腕を振る絢。
その10分後にドアが開き、
「は~い、マコ~~。寿、先に入って。ほらほら。」
知寿子。
「マコおばちゃん、ショウおばちゃん、マミちゃん、こんにちは~。」
丁寧に麻衣子と捷子と麻美の方に顔を向けてお辞儀をする寿。
捷子、
「わぁ寿、お利口さ~ん。」
麻衣子、
「おっ、上手、上手、寿~。いいぞ~。」
「…の、割には、麻美だけに、おばちゃんが…ない…って…。かかか…。なんで…???」
笑いながら捷子。
麻美、ニッコリと、
「まね~。ニッ。」
「チズ~。悠馬の好きなの分かんなかったから~。」
麻衣子。
「おぅおぅ、OK、OK。私に任せな。もうすぐ…来るとは…思うけどね~。さっきメールあったから…。」
そして…。
「パッパ~。」
ドアに駆けて寿。
「お~寿~。ただいま~。おほほほ、良い匂いだね~。ママ、マコ、捷、そして麻美、お疲れ~。」
悠馬。そしてリビングに入って、
「絢~。ただいま~。」
そして高志の写真に、
「高志~ヨッ。」
「悠馬~。ナイスタイミングだよ。丁度ご飯、出来た~。」
鍋を持ちながら麻衣子。
「おほほ、旨そうだ。」




