パパと呼んで…。 vol.046 「なんでチズが私に謝んのよ。」
「いやいや…、なんでチズが私に謝んのよ。ははは、可笑しな人~。」
ニコニコしながら、おかずを口の中に入れながらの麻衣子。
「うん。どしたのチズ~???」
カップのフルーツジュースをストローで飲みながら捷子。
「もしかして…、何か変な事、企んでるとか…???くくくく…。こら、白状しろ、チズ~。かかか。」
奏。
鼻の下を伸ばして…、右目を瞑って、やばそうな顔をして知寿子。
「あ~ん、もう…。言うっきゃないね~。こうなったら…。あのね~。実は~。……。」
そして…。知寿子の話を聞いた途端に奏、麻衣子、捷子、思わず目が点。
最初に捷子、
「ぷ―――――――っ!!!わっ、きったな…。」
奏、目をパチクリさせて…、腕組みして下を向く、
「ん~~~。」
麻衣子、コチラも目をパチクリさせて…無言。
捷子、いきなり両手を叩いて、
「きゃ~っはっはっは。かかかか。ひぃ~~~。」
お腹を抱えて笑う。
相変わらず奏、
「ん~~~。」
「ごめん、ごめん、マコ。ほん~とにごめん。だって、仕方ないよ~。マコに嘘つきたくないもん。」
未だに無言の麻衣子。
まだクスクスと笑っている捷子。
腕組みして捷子を睨みつける麻衣子。
「捷~~。笑い過ぎ…。チーフ~。下…向き過ぎ~。」
その麻衣子の声に、捷子も奏も、麻衣子の顔を見てニコニコ笑顔で…、同時に、
「ごめん、ごめん。でもマコ、良いんじゃな~い。」
知寿子、
「わお!!!」
麻衣子、
「はい???なんで、なんで!!!うそでしょ。無理無理、無理無理無理無理。有り得ないでしょ、そんな事―――――っ!!!あのね~~っ!!!」
その麻衣子の激しい動揺ぶりに知寿子、
「だよね~~。」
クシャリとしながら。
「でもさ~マコ~。」
何故かしら一緒になる奏と捷子。
奏、
「その人がマコの事、好きになってくれたら、どうよ~。」
「はい…???チーフ~???」
「は~い。私もチーフの意見に賛成~~。」
右手を挙げて捷子。
「ちょ…、ちょっと~捷子、あんた~。」
テーブルをバンと麻衣子。
「何とまぁ…、チーフも捷子も…乗り気かな~???」
にたにたとしながらテーブルに両腕を組んで、知寿子。
「もう~~チズ~~。」




