パパと呼んで…。 vol.039 「素敵な仕事が出来そう。」
「へっ…???」
その悦の声に典。
「フラワーショップ、アティレとDaniel広告企画、そして…、ウチのgrande grace…。良い感じ。これだけでも、素敵な仕事が出来そう。」
にこにこしながら悦。
「そうですね~。grande grace…、うん、いい感じ。偉大なる恵みかぁ。中川さん。前の主任の噂は聞いてます。前主任の名前に恥じないように、頑張ります。」
浩一。
「とんでもない。ウチの高志なんて…。みなさんに…迷惑ばかり掛けてたんじゃないですか~。」
両手をひらひらとさせながら麻衣子。
「その反対。中川主任の後、中々後継者…出来なかったんですから…。」
典。
実際、中川高志没後、その後継として2名がそのポストに就いたが、
残念ながら、続かなかったのである。
そんな中、耳新しい情報が株式会社Danielの本社、支社の中で囁かれていた。
その情報の主役となっていたのが、木本浩一だった。
「あっ、それと…、もうひとつ。」
悦。
「広告企画室のひとたち、知ってるかな~???」
「はい…???何か…???悦さん…???」
典。
「実は、亡き高志の奥様、こちらの麻衣子、この度、おめでたい事に、女の子誕生で~す。」
「わお。凄~い。奥さん、おめでとうございます~。」
そう言って拍手する典。
麻衣子、
「ありがとうございます。」
知寿子、
「みんなで、育てて行こうってね~マコ。」
麻衣子、
「うん。ありがと。」
典、
「あっ…、そっか…。旦那様…。あ…、ごめんなさい。勝手に…はしゃいじゃって…。」
「ううん。大丈夫。みなさん、頑張ってください、お仕事。」
にっこりと麻衣子。
「はい。ありがとうございます。」
浩一。
「じゃ、悦さん。私たち、これからまた…。」
典。
「うん。挨拶周り、頑張って。」
悦。
「モッちゃん。ファイト~。」
知寿子。
「はは…。モッちゃんか~。」
典。
「モッちゃんか~。いいねぇ~それ。チズ~。ん~。」
悦。
「モッちゃん、頑張れよ~。」
「はい。ありがとうございます。」
浩一。
「ふふ…。モッちゃんか~。なんか…良い人だね。チズ~。」
麻衣子。
「でしょう~。さて…、仕事仕事~。ごめんね郷ちゃん。」
郷、
「ん~~。はは。OKですよ~。うん。」
「素敵な仕事が出来そう。」




