パパと呼んで…。 vol.034 「ニックネームばっかだね~。ここは…。」
「ハッシ~???」
また目をパチクリさせての浩一。
そこにまた咲、
「うん。名前が竹橋雅人。だめだよ主任、たけはしって言わないと怒るから、このお奉行。た・け・は・し。竹さんなんて言ったら、おじいちゃんみたいでしょ。それよりだったら、は・し・で、ハッシ~の方が…。」
その咲の話を聞いて思わず浩一、
「ぷっ。へぇ~。面白い。いいね~この雰囲気。」
その浩一の笑いと声を聞いて、典に雅人、
「ん…???」
「じゃ、この際、紹介しよう。」
いきなり悠馬。
その悠馬の顔をそれぞれが…。
「実は、この木本浩一主任、子供の頃から、モッちゃんと言われていたらしい。ねぇ~モッちゃん。」
その悠馬の声を聞いた瞬間、典、
「くっ。モッちゃん…って…。」
咲、
「わ~~。めちゃくちゃ可愛い~。モッちゃん。」
思わず浩一、
「し…、室長~。ちょっ…。」
雅人、
「ハハハハ。いいっすね~主任。モッちゃん。かかか。いいわ、いいわ。うん。室長、NICEです。いただきっすね~。」
「だろ。」
「かかか…全く…。」
典、笑いながら、
「ニックネームばっかだね~。ここは…。」
咲、
「ねね、主任、室長…何て言われてるか…教えちゃおうか~。悠ちゃん。」
「へぇ~。良い響きですね~悠ちゃん。奥寺悠馬で…。な~るほど~。」
「おはようございま~す。」
次から次へと出社してくる社員たち。
「木本主任、午前中に、つかさんと一緒に、外、お願い出来るか…???挨拶周りだ。向こうさんも女性だから。頼めるかな。」
悠馬。
「竹橋君は…咲ちゃんと、例のヤツ、よろしく~。」
「ハ~イ。分かりました~にっしっしっ。お奉行と一緒だ。」
ニコニコと咲。
「な~んにも出ねェぞ。咲ぽん。」
変顔の雅人。
「べぇ~~だ。」
「よろしく~。」
と、浩一に丁寧にお辞儀をしながら典、
「モッちゃん。」
にっこりと…。
株式会社Daniel広告企画室。総勢15名。朝の始まりである。
片やフラワーショップ「アティレ」あるイベントの花の出荷に忙しいスタッフたち。
チーフの角奏、
「チズ~。マコ~。OKね~。」
「は~い。準備OKで~す。」
知寿子、麻衣子。




