パパと呼んで…。 vol.028 コンビニで買い物している捷子に…。
「逆に、家から近いから、マコの1人暮らし…賛成した癖に~。」
腕組みしながら順子。
冷蔵庫から缶ビールを取り出してプルタブを引く敏光、
「ま~ね~。まっ、その方が、俺たち親より、友達もマコの部屋に入り易いからな~。」
「な~によ~。ちゃ~んと、分かってんじゃない~。」
「ま…ね…。あの…チズちゃんと、悠馬君…、そして捷子ちゃんの事だから…。」
「まっ、確かにね~。パパ…、敵わないもんね…、彼らには…。」
「はは…。ウチの銀行に欲しいくらいだ、あの…悠馬君は…。若いながら…、凛としてるもんな~。さ~て、さてさて、ご飯、ご飯~。」
コンビニで買い物している捷子に、
「あ…、あれ…。捷子~、いたんだ~。」
と、声を掛けたのが麻美。
「あ~、麻美~。何…、今帰り、仕事~???」
「ふん。…で、ここにいるって事は…捷子~。…もしかして…、私と同じ…???」
「…の…ようですな~。ふふ…。お目当ては…。」
ふたり同時に、
「絢。」
捷子、
「あたしゃ、マコんちに泊まるつもりでね~。」
「おやおや、気軽ですねぇ~ひとりものは~。」
「…って…、それを言うんなら、あんたもでしょ。」
「いやいや…、私は…。だって…、帰んないとうるさい人…、いるから…。」
「まっ、確かに。かかか。…はい、行くよ~。サッサと~。」
麻衣子の部屋のチャイム。
「あ~~。ははは…、いらっしゃ~い。」
麻美、
「絢~、絢~。」
玄関からサササと、絢がいるベビーベッドに駆ける麻美。
「マコ、今夜、泊まってく~。」
捷子。
「おやおや…。ふふ…。ご自由に~。まっ、私の布団があるからいっか。私は高志の布団に寝るから。…って言うか、あんたら、ご飯は~???…って…、このコンビニの袋…。っか…。」
「それはそうと…。麻美…残業か~???」
お茶を飲みながら敏光。
「んんん~。マコんとこ。ご飯いらないって。おばちゃまは絢を見てから帰るって。」
順子。
「か~~~。」
「ルルルルル~、あ~やちゃ~ん。捷子おばちゃんですよ~。」
絢に付きっ切りの麻美と捷子。
「あっそうだ、麻美。」
捷子。
「ん~???」
絢の指を触りながらの麻美。
「今日さ、凄いビックリニュースあったの。ね~マコ~。」
麻衣子、
「ん~~。うん。正にびっくりだったね。」




