パパと呼んで…。 vol.025 「昔話中に…失礼~。ふふ…。」
「ねね…、モッちゃん…。何だか…。変った~~。」
知寿子。
「えぇ~???…俺が…???…そ…う…かな…???」
浩一。
「うんうん。…あっと~~。」
そんな知寿子の目の前に麻衣子、
「はい、これ。昔話中に…失礼~。ふふ…。」
「わっ、すげぇ~。綺麗な花~。」
思わず笑顔の浩一。
「キャハ。そうだった。仕事中だったわ。マコ、ありがと…。」
「どういたしまして…。チズ~。私…向こう行ってるね~。」
「あぁ~。ありがと…。うん。」
浩一、
「マコ…に、チズ…???」
歩き去る麻衣子を見ながら浩一。
「うん。彼女、中川麻衣子だからマコって言うの。…で、私は…。」
「奥寺知寿子だから…チズ…って…???」
「そう。そうして、もう一人、さっきレジで会ったでしょ。」
「あぁ~あの女の人…。」
「うん。桑名捷子って言って、仲良しトリオ。」
「へぇ~~。そうなんだ~。…あっ、これ…、この花にするよ。凄い綺麗…、おふくろ…、きっと喜ぶよ。」
「うん。ありがと…。じゃ…こっちね。」
丁度お客様がレジを離れて、お客様にお辞儀をしている捷子に、
「捷子~お願い。」
捷子、
「は~い。決まりました~???」
浩一に声を掛けて。
「えぇ~、綺麗な花…ありがとうございます。」
綺麗にラッピングをして捷子、
「はい。〆て4,850円になります。ありがとうございます。あっ、そうだ。チズ~、良いんでしょ。」
そう言いながらレシートの他に…。
その捷子の仕草を見ながら知寿子、
「もちろん、お願い。」
捷子、お店がお祝いのためにお客様に用意しているカードと、
お店の名刺を一緒に浩一の手に。
「良かったら、いつでもどうぞ。お越しください。お待ちしております。」
「わっ、かっこいい名刺~。」
2枚に折り畳まれてあり、しかも、スタッフの写真がプリントされてある名刺。
「いいね~こういうの~。」
「でっしょう~。」
その名刺を見ながら浩一、
「じゃ…、申し訳ないけど…、僕も…営業…しっちゃおうっかな~。」
そう言いながら名刺入れから自分の名刺を捷子と知寿子に一枚ずつ。
捷子、知寿子、
「恐れ入ります。」
そう言いながら浩一から名刺をもらって、知寿子、
「株式会社…、Daniel広告企画室…、主任…。え゛―――――――っ!!!!」




