パパと呼んで…。 vol.120 「何があった、あのふたり…???」
「さ~てと。飯にしよう~モッちゃん。」
いきなり悠馬。弁当を持ちながら…。
浩一、
「そうっすね~。」
こちらも弁当を持ちながら、目の前の典と雅人に、
「では。」
未だに口も利こうとしない典。
ドアの手前まで来て、悠馬と浩一、渋い顔をして、
お互いに手を上げてひらひらと…。
そしてドアの外。歩きながら、
「何があった、あのふたり…???」
悠馬。
「ぜん~ぜんっ、全くっ。」
浩一。
少し目を潤ませて典、
「何なのよ、ハッシ~~???」
「それはこっちの台詞だろうがよ。」
雅人。
「なんで、無視すんだよって、言ってんだよ。」
「無視なんてしてないじゃんよ。やたらと慣れ慣れしいって言ってんの!!!」
「なんだよ、それって。ずっと変わってないってんのに、なんで慣れ慣れしいってんだよ。えぇ~~!!!」
「うるっさい。もう~私の事、構わないで。」
「あぁ、あぁ~。分かりましたよ、今後、一切、関わり合い持つ事ぁありませんから。そのつもりで!!!」
「はいはい。よろしくお願いしますぅ~。」
椅子から離れる雅人。
そんな雅人を一切無視してパソコンの画面に向かう典。
「話し掛けても無視するしよ~。何様のつもりだよ。って…。かまととぶりやがって。」
弁当を食べながら浩一、
「つかさんとお奉行…、何か…ありました…???」
悠馬、
「いや…???全く…見当つかない…し…。」
そしてまたスマホの不在着信の電話番号を見る浩一。
「あれ…???室長、主任、今から昼飯…???」
同僚と一緒に重也。
悠馬、
「あぁ、シゲ。うん。会議が長引いて…。」
「おっと…、雨…降ってきましたね~。」
浩一、
「あっ、ほんとだ。」
「ねぇねぇ、シゲ。つかさんとハッシ~、何かあった…???」
悠馬。
「さっき、行ったら、なんだか、凄い険悪なムードだったけど…。」
その悠馬の話に重也、
「はい…???つかさんとハッシ~???」
キョロキョロとして、外の雨を見て…。
浩一も、
「ふん…。」
重也を見て。
いきなり重也、
「わっ。もしかして~。」
苦い顔をして、
「あっちゃ~~。」
頭を掻いて重也。
悠馬と浩一、
「ん…???んんんん…???何々…???」
重也、ますます顔をくしゃくしゃにして…、
「やっべぇ~~。」
悠馬と浩一、
「はぁ~あ…???」




