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パパと呼んで…。  作者: THMISmama
110/214

パパと呼んで…。 vol.111  「母さん、まだ…話してなかったよね。」

「…はは…、母さん、まだ…話してなかったよね。」

浩一。


「ん~~???」

小枝子。


「マコちゃんの…、その旦那さんって…、俺の前の…、主任だったって…。」


その浩一の話を聞いた瞬間、小枝子、

「はい!!!…うそっ!!!そんな…。」

いきなり浩一の体を思いっ切り両手で叩く小枝子、

「な~んで、それ早く言わないんだい。…ったくもう~この子ときたら…。単に、いつものお礼だけで済ませたじゃないの~。」


「かかか。だから…敢えて言わなかったんだよ。そんなに堅苦しく…って、みんな…嫌いだから…。」

「とんだ赤っ恥掻いたじゃないのよ。んも~この子は~。…ったく~~。」


「はは…。」

小枝子の前で両手を合わせる浩一。そしてニッコリと、

「ふふ…。」


「とにかく。良い人たちだ~うん。」



「たっだいま~~。」

ドアを開けて部屋の中に入る柚。


「ほい、お帰り~~。」

小枝子。


「ふん。あれ…???…お兄ちゃん、いたんだ~。」


「ふん。」

リビングでテレビを観ている浩一。


「…ん…???誰か~~。ウチ…来た~???」


その柚の声に小枝子、

「うん。浩の友達さんたち~。総勢~6名様~~。」


「えっ、うそっ!!!そんなに…???」


浩一のスマホに着メール。

「ん~~???」

メールを読んで浩一、

「かあさ~ん。マコちゃん、ありがとうございました~って。」


その浩一の声に小枝子、

「う~ん。そうかい、そうかい。母さんも嬉しかったよ~って、メールしといて…。」


柚、

「はい…???どういう事…???」


「後で、説明するよ。さて。夕食の準備、買い物行ってくるからね~。」


「ねね、お兄ちゃん…、どういう事…???」

「かかか。浩~、柚に説明してあげな。かかか。んじゃ、行ってくるよ~。」




そして…柚、

「へぇ~~。だから…、総勢…6名様…か…。」


浩一、

「ふん。」


「…で…、ででで。母さんがお母さん代わりになってあげるってったの…、どの人…???」


ピクニックで撮った写真を見せながら浩一、

「ほい、この人。」


途端に柚、

「わお!!!めちゃくちゃ綺麗な人~~。ちょ、ちょっ、ちょっと、ちょっと、何々、みんな綺麗な人ばっかじゃないよ~。お兄ちゃ~ん。こ…、この人なんて…、凄っ、カッコいい~~。」


「あっ、その人。ウチの室長。」

「ひゃ~~~。」






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