パパと呼んで…。 vol.011 「えっ…???ま…さか…。あか…ちゃん…???」
悠馬、
「えっ…???ま…さか…。あか…ちゃん…???」
その悠馬の声に、ようやく知寿子、首を縦に。
悠馬、
「う~っそ!!!え~~~。」
「だって…。このシチュエーションじゃ…、それしか…考えられない。」
知寿子。
悠馬、
「あ…。あ~~。」
オマケで遊んでいる寿を見ながら悠馬。
「なんで…、この…タイミングで…。」
そして悠馬も高志の写真に顔を向けて…、
「どうするよ~。」
「あ~~。」
テーブルの上に、両腕を置いて、左腕の上に顔を埋めて麻衣子。
「どうしよ…。高志~~。」
写真の中の高志、何かしら、笑顔の表情に見えて…。
「とにかく…。マコ、マコ。落ち着いて、考えよ。ね。ね。」
知寿子。
その傍らで麻美、スマホで…。
知寿子、捷子、
「麻美…???」
「だって…。ママとパパに…。」
知寿子、捷子、
「あ、あ~。」
テーブルの上の順子のスマホに、
「あら…麻美。何か…忘れ物…???はい。どしたの…。何か…忘れ…。」
いきなり麻美の声に、
「え―――――――っ!!!!うっそ!!!!」
敏光、いきなり飲んでいたビールを、
「ぶっ。うぉ~い。どした~!!!!」
いきなり順子の顔を見て敏光。
順子、
「うん。うんうんうん。」
額に手を当てて、髪を掻き揚げながら、
「…で…、マコは…、大丈夫…???…うん。うんうんうん。分かった。ママもすぐ行く。」
「何…、何々何々、どうした、ママ!!!」
順子、
「パパ。落ち着いて聞いて。」
「はぁ~???」
「さっき、マコ、もの凄い吐き気…したそうなの。」
「何…、吐き気…???」
「うん。」
慌てた顔が少し、穏やかになって順子。
「何かに…当たったとか…???そんなの食べてたのか…、あいつ…???…で…、なんでそんな穏やかな…顔…???」
素っ頓狂な顔をして敏光。
そんな敏光の肩をいきなり、「バン。」順子。
「あ痛ぁ!!!」
「バカね、パパ。マコに、赤ちゃんが出来たかも――――――っ!!!!」
「え゛――――――――っ!!!!」
にこやかに笑っている順子に、
「ぅおい、おいおいおい。お――――――い。」
「出来た、出来た、出来た、マコに赤ちゃん。わははははは~~。」
「…って、おい。ママ!!!どうすんだよ~~。父親―――――――っ!!!」




