パパと呼んで…。 vol.106 「見たい!!!モッちゃんちの部屋!!!」
いきなり捷子、
「見たい!!!モッちゃんちの部屋、見てみたい。」
その捷子の声に、全員、
「え―――――っ!!!」
そして浩一、
「あっ。は…。はは…。」
悠馬、
「ほぅ…。」
知寿子、
「捷…、あんた、いきなり…。」
麻衣子、
「何言いだすの。」
「見てみた~い、いいじゃん、いいじゃん。今日、日曜だし~~。」
捷子、口を尖らせながら。
「あの…ねぇ~。捷…。あんた。しっかし…、遠慮って…事…ないね。」
麻美。
「なんでよ、モッちゃんのお母さんに、また会ってみたい~。」
だだをこねるように捷子。
その捷子の声に、麻衣子と知寿子、
「あ…、あ~~。それ…か…。」
麻美、
「へっ…???お姉ちゃんたち、モッちゃんのお母さんに…???」
麻衣子、知寿子、「ふん。」と、首を縦に。
知寿子、
「この前…、お店に来たから、モッちゃんのお母さん。」
「あは…。そう言えば…、母さん…アティレ…行ったんだった。かかか…。」
そう言って浩一、スマホを取り出して…。
「へっ…。モッちゃん…。まさか…。」
悠馬。
そんな悠馬の声に反応するよりも、
「あっ、母さん…、俺…。……、うん。今、近くまで来てる。……でさ…。」
受話器を耳に小枝子、
「うん。へっ???はい…???みなさんで…???」
わずか数秒の沈黙。
浩一、
「どう…???」
「ちょっ…、ちょっとモッちゃん。」
麻衣子に知寿子。
「か~っかっかっか。」
いきなり小枝子のその笑い声に浩一、
「耳…痛ぇ。何、母さん、その笑い…???」
浩一のスマホの中で小枝子の声、
「…くくく。おっかしい。ひぇ~~。かかかか。いらっしゃい。歓迎するよ、あんたの友達なら。どうぞ、どうぞ。狭っ苦しい部屋だけどさ~。きゃっははは。」
浩一、口を尖らせて隣の悠馬を見る。そして後ろを振り返って、
「OKだって。」
全員、
「うそ―――――――っ!!!」
そんなメンバーの声に、スマホの中の小枝子の声、
「…みなさんでいらっしゃ~~い。かかかか。」
その小枝子の声に捷子、
「おっ邪魔しま~~す。」
小枝子、
「…はいな~~。」
続いてメンバー。
「すみませ~ん。じゃ、遠慮なく~~。」
小枝子、
「…はいはい。お待ちしてますよ~。」
捷子、
「や~り~。」




