パパと呼んで…。 vol.102 「絢は、これ…食べるんだよね~。」
麻衣子、
「モッちゃん、仕事…どんな感じ…???」
浩一、
「うん、いいよ。ほら、前に行ったレストランの広告。古賀さん…。」
麻衣子、
「うんうん。」
「凄い気に入ってくれてさ。」
「わ~お。凄いじゃ~ん。」
「いや…、凄いのはこっちだよ。まさか、最初っから、好調過ぎで、恐過ぎるくらい。」
「ははは。モッちゃんの人柄じゃないの~~。」
知寿子、
「ささ。お昼の準備しよう~。」
「だ~ね~。あっ、モッちゃん、この前…お母さん、お店来たよ~。」
捷子。
「あっ、そうそう。凄い綺麗なお母さんだよね~。」
麻衣子。
「その節は…、母が、お世話になりました~。」
笑顔で、ペコリと3人にお辞儀をして…。
「はいはい。絢は、これ…食べるんだよね~。」
と、絢を抱き抱えて上手にスプーンを使ってピューレを食べさせる麻美。
「あれ…、麻美ちゃん、それって…???」
浩一。
「哺乳瓶じゃ…ないんだ…。スプーンで…???」
麻衣子、
「うん。そう。別に哺乳瓶でミルクでも良いんだけど…。そろそろ…。…って、言っても、何と驚く事に、全く違和感なく食べてくれるの…、離乳食。」
「絢も…5ヶ月だもんな~。早いよ、ほんと。」
笑顔で悠馬。
「ふふ…、寿も…こんなちっちゃいときには、絢と同じだったんだよね~。」
知寿子が寿にサンドイッチを渡して食べさせながら…。
寿、
「え~???ほんとに…???」
「うん。寿も…良く食べたわ。」
悠馬。
「しっかし…良い天気だよな~。う~ん、気持ちいいわ~。」
「週末には…9月か~。」
ふと、遠くを見るような感じの浩一。
そして空を見上げて、そしてまた麻衣子、寿、知寿子、麻美、捷子。
そして麻美が抱いている絢を見ながら、パッチリと目を開けて、口を一文字に、
そしてにっこりと。
悠馬、
「ん~~、モッちゃん…???」
浩一、
「いいっすよね~。この雰囲気。」
「ふふ…、だろ…。」
その時、麻美のスマホに着メール。
「はれ…???誰…???…って…、美津…???」
捷子、
「ん~~???麻美~メール~???」
その途端、麻美、
「え―――――――っ!!!うそっ。」
その麻美の声に全員、
「…ん…???どしたの…麻美…???」
「えっ…、あっ…、いや…。ははは…。」
何とも顔を緩ませながら麻美、
「うそでしょ。」
美津からのメール、
「…神津真也から…メールが来ちゃったよ。…どうしよ…。」




