表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

パンドラの箱

遊佑ぱちんこ3大罪悪感

作者: 山本遊佑

 こういうこともあります。


 これまでの遊佑パチンコ歴史において、トラウマ級に罪悪や後悔やっちまった感を覚えたエピソードを厳選して3つほど書いてみることにします。

 皆さんは、こいつ(笑)を反面教師にして、遊戯されるさいは適度と節度をもって楽しみましょう。



 其の一、ほぼお金が枯渇して途方にくれる


 これは、仕事をやめて無職だった頃ですね。

 なんちゃって日本一周旅のあと、のほほんと求職活動もそこそこにして、何も考えずにパチンコ屋に行っていますとね・・・。

 やっちまうんですよ。度々ATMダッシュを繰り返すこと、きっと取り戻せる大丈夫と・・・パチンカスの鑑ですねえ・・・ふと、気づくんですよ。

 残高見て、我が目を疑います・・・さんぜんえん・・・嘘・・・うそ~ん。

 いや、今日は逆転できる。己を信じるんだ!

 で、全ツッパ・・・虚ろな目でホールを出る頃には、月がでています。

 半べそかいて、家に帰りました。

 まさに終戦記念日でした。

 幸いこのあと禁パチをして借金は免れましたが、あのままズルズルいっていたら、どうなったんだろうと、背中が寒くなります。

 いずれにしても、ここまで追い込まれるのもなかなかないことですが(笑)。

 こんな大人にはなっちゃダメだぞ。



 其の二、パチ屋バイト親にバレる


 これは、「パチ屋よもやま話」ってお話で書いたのですが、文字通りパチンコ屋のバイトが親にバレまして・・・。

 当時、私は親へのすねかじり虫でして、実家に住んでいました。

 ある日、親から「大川の親戚がパチンコ屋であなたを見たって」と言われたことからバレました。

 ・・・正直今思うと、これはきっかけで、前からバレていたと思います。

 勤務時間は不定期だし、たまに朝帰りする。

 煙草は吸わない人間の服が、滅茶苦茶煙草くさい。

 分からない方がおかしいと思います。

 当時、私は保育士の仕事を辞め、自暴自棄というか、目的も定まらない状態でした。

 両親は、きっと気をつかって言いづらかったんでしょうね。とりあえず、仕事やっているからいいのかなと。

 で、「今後のことしっかり考えない」と親に言われると、正気に戻るといいますか、いろいろ考える訳ですよ。

 俺(私)の人生だろとか、迷惑かけているとか、様々な葛藤はありましたが、バイトを辞める決断はあっさりと出来ました。

 母のさみしそうな顔がね~ちくり、ぐさりと胸に刺さります。

 いや~本当に申し訳なかったです。



 其の三、奥さんにバレちゃった~


 私と奥さんは晩婚なのです。

 結婚するにあたって、秘密はないようにと、真剣交際するようになってからは、自分を晒しておりました。

 だけど、唯一言えなかったのが、パチンコ(ギャンブル)しているということです。

 だって、ねぇ、嫌な人は嫌でしょ。奥さんは、お酒は好きだけど、一切、ギャンブルはしない人ですから・・・言う機会を失っておりました。

自分をさらけだす・・・笑っちまうぜですね。


 新婚当初、私は仕事帰りにパチンコ屋に寄っていました。

 マスオさんという肩身の狭さもあったのでしょうか(言い訳するな、笑い)、早く家に帰らなきゃと思う気持ちと、もうちょっと遊びたいという気持ちの狭間で、帰宅が22時を越えることもありました。

 はじめの内、奥さんは笑って出迎えていました。

「遅かったね。仕事長かったの」

「・・・うん」

 嘘つくの苦手な私は曖昧な相槌を打ちます。


 それから数か月後、調子に乗って閉店まで打っていた私は、いつものように慌てて帰宅します。

「ただいま」

「・・・・・・」

 奥さんからの返事はありません。

「・・・・・・」

「あの遊ちゃん、何してるの」

「何って?」

「遅くまで・・・仕事じゃないでしょ。だって、あなたの会社、こんなに遅くまで残業なんてないじゃない」

 図星で返す言葉もありません。

「・・・・・・」

 奥さんの寂しそうな顔がじっと私を見ています。

(ここまでか・・・)

 私は覚悟を決めました。

(ずっと裏切っている。ちゃんと言わないと、どんな結果になったって、自業自得だ)

「ごめん」

 私は深々と頭を下げます。

「・・・へ、何?」

「パチンコに行っていた」

「へ?パチンコって・・・あの」

「ごめんなさい!嫌なら辞めるから・・・でも、常識の範囲でやっているし、絶対に迷惑ははかけない」

「・・・・・・」

 くすり、奥さんが笑います。

「なーんだ。パチンコだったのね。私帰りたくないのかなと・・・って思ったじゃない、なんで付き合ってる時に言わないの」

「ごめん。言いづらくて」

「分かりました。常識の範囲でやっているならいいけど・・・ただし、ちゃんと連絡すること」

「はい」

 私は奥さんに何度も頭をさげました。

 すーっと胸のつかえがとれ、楽になりました。

 が、のち週2回令がだされ、遊佑のパチライフは大きく様変わりしました。



 いかかがでしたでしょうか。

 3罪悪と称しまして、とびっきりのエピソードを披露しましたよ~。

 何事もほとほどに、とはよく言ったものです。

 適度に上手に遊ぶ・・・だけど、それが難しいのパチンコなのです。

 おススメできないのは、こんなことが普通に起こりえるからですね。

 こんな大人にはなっちゃだめですよ~(笑)。


 たまたま、家族や奥さんの支えがあり、私はこうしていられます。

 一歩間違えれば、ひょっとしたら・・・。

 私は常にこういうことがあったと心にとめておかねばいけませんね。

 読んでいただき、ありがとうございます。


 恥をさらしちゃいましたね~(笑)。

 でも、こういう面もあるということは知っていただきたいなあと思い、今回お話させていただきました。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 己の黒歴史を公開した勇気に、感服致します! なかなか出来ることではないと思いますので、このエッセイをキッカケに、1人でも多くの方にパチンコの恐怖が伝わるといいですね! [一言] 誰にでも、…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ