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忘れてはいけないこと

作者: Soraきた

少しだけ、寒いと感じる午後

演じてた恋に台本はなく

わたしのセリフの部分だけが

空白のまま


でも、時はそれを待ってくれることもなく

進んでゆく

乗り遅れないがないようにと

誰か、せかしてくる


わたしが立ちどまり振り返った

その先には

誰かがいるわけでもなく

何かアドバイス的な言葉が

残っているわけでもない

ただ、わたしには

振り返る勇気があるだけ

まだ救われているのかな


有り余った優しさ

無駄になった気づかい

本来なら見せない笑顔

その他、いろいろと・・

それらすべてが

後悔という文字に

かき消されていく



次にある

優しさ、気づかい、笑顔は

誰のためにあるのではなく

自分の中にあるもの

そう思っていかないと

わたしが先に疲れてしまうね



ただ、忘れてはいけないこと

あなたに優しくしたかった事実は

わたしに優しくしてくれた、

あなたがいたから

いろんな気づかいをしたかった事実は

わたしに気づかいをしてくれた、

あなたがいたから

あなたに見せたかった笑顔は

わたしに笑顔をくれた、

あなたがいたから


それだけは、忘れてはいけないこと


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