表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/23

お客様は神様です?

「お客様は神様です!」

と、高らかに歌い上げたのは三波春夫でしたかねぇ?


 いやねぇ、別に神様でも何でもかまわないんですけどねぇ?


 それならそれで、神様扱いしてもらえるに相応しいだけの品格を身に付けて欲しいものですね?


 どんな「店」でも「会場」でも、その「場所」なりのルールがあるんで、ルールに従う気がないのであれば、そもそも「お客様」ではありません。


 まぁ、確かにハウスルールの上位には「民法」とか「商法」とか、もっと言っちゃうと「憲法」とか「国際法」とかが有ったりする訳なんですけどもね。


 ルールってのは、基本的に「どのような場合に」「何を」「どう扱うのか」を定めている物です。

 だから、何がどう定められているかを理解していないと、肝心なときに一つも役に立ってくれません。


 例えば、「警察呼ぶぞ!」とか、「訴えるぞ!」とかはよく使われる脅し文句ですが、概ねただの脅し文句ですね。実効性はほとんどありません。

 実際に訴えてみようとすれば良く分かります。制度としては有効でも、些細なトラブルで気軽に使えるようにはできていないのが現実です。


 中には、

「ルールなんか知ったことか!俺が神だ、絶対だ‼」

っていう人も居たりしますが、そういう人に限って自己評価の著しく低い気の毒な御仁だったりするんです。


 そう言えば、「神様」とはいったいどんな存在なんでしたっけ?


 いわゆる「神話」に登場するような神々は、自由奔放で気まぐれだったり、必ずしも理性的ではなかったりするので、そういった意味では悪質クレーマーに近いのかもしれません。


 ですが、日常的に神話の神々と近しい言動をする人には、ほとんどの場合何の裏付けもありません。

 ただ、「して欲しい事を、して欲しいようにやって貰うには、どんな頼み方をすれば良いか」を知らないか、理解していないだけです。


 まぁ、神様のように敬って欲しいなら、それに相応しいだけの品格を身に付けて欲しいものだと。


 それだけの事なんですけどね?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ