ファンタジスタ☆⇄★
私は、なにか変えたかった
変わりたかった、何もない日常に
怒りさえ覚えるほど、
ある日、他人を恨んだ!
どこにでもいる知らない他人を
その他人は、友人Aとして、呼んだ、
もう、その他人は、まるで嬉しそうに、
私に、彼氏が出来ただの、
昨日、キスしただの、そんな、
どうでもいい話を、聞かされる、
『猫は今日から黒色』
これは、いつもの日常を、
少し変えたい少女のお話です。
変わらない日常、変えたい日常、
変わりたい日常、私の世界、
私が、目を覚ますと、いつもの世界が広がっていた
私の名前は、井野上百合香
少し長めの茶髪を、緑のお気に入りのシュシュで
髪を、とめてポニーテールにしている、
少し前までは、メガネだったんだけど
今日から、コンタクトに、してみる
うん、…こっちの方が似合ってる……
私の部屋、6.5畳の少し広めの部屋で、
部屋の壁は、白くて、床は木の模様が入っている。
東側に、あるベットと、隣に勉強するための机
南側には、窓があって、気持ちのいい
朝日が差し込む。
壁には、昔ファンだった歌手のポスターが1枚
その近くに、本棚があって、
私が小さい頃に、集めた絵本やマンガ、
隙間だらけ、だけど、沢山あった、
どれも、大好きだった私の思い出、
私の部屋を出ると、廊下があって、
まっすぐ進むと、リビングが見えた。
そこで、母は、キッチンで、楽しそうに
私が、学校へ行くための、弁当を、
作っていた、リビングから、香る美味しそうな、
たまご焼きの、におい、と、
ジュワ、ジュワ、と焼けるウインナー、
炊きたての、ごはんに、野菜の詰め合わせ、
見るからに、とても、美味しそうな弁当が
出来上がっていた
でも、学校で、食べる時は、お昼休みなので
ごはんや、具材が、かなり冷めてしまって、
けして、まずくは無いのだが、美味しいとも
言えなかった、でも作ってくれる事が嬉しかった
私「おはよー……………んーーっ、」
私は、母にそう言って、眠たそうに、
あくびと、背伸びをした
母「おはよー、はい、弁当できたわよ。」
私「うん、ありがと……」
朝飯は、四角のパンを、少し焦げ目があるくらい
焼いて、バターを塗ると、こうばしい、香りを放つ、
そこに、お気に入りのイチゴジャムを塗り、食べる!
美味しい…、
いつものこの味が私は、好きだった…
私は学校へ行く、用意をして、私は
私「行ってきます。」
母「いってらっしゃい」
返事を聞き終えると、自転車に乗り、
いつもの、学校へ向かった、
私が、学校へ向かう途中には坂道と信号があって、
たくさんの家の間の路地を、通ると
そこに、学校があった。[私立○ ×学校]
その途中で、坂道を越えたころに、
不思議な、猫に出会った、
見た目は黒い色をして、その猫は、瞳が無かった、
目の部分は、真っ黒な、闇のような色をしていた、
私は、思わずブレーキをかけて自転車を止めた!
その猫を、見つめる、こちらへ猫が振り向いて
何かを伝えるように、猫は、「ミャーオ!」と
一声だけ泣いた。。。。。。。。。「あっ、…………」
私が、声を賭けようとしたら、
すぐに猫はどこかへと、消えてしまった、
「!、…………………待って!」
今まで、見たことはなかったのに、けど確かに!
私は、この猫を知っている!!
スーッと、私の頬に、嫌な冷や汗が流れた。
「………ねぇ、………………待ってよ!!!」
私が、声を掛けても、、、どれだけ手を伸ばしても
その猫には届かず、私の思いだけが、そこに残った。
猫は、そして、けむりの様に、消えてしまい、
私は、なにか不吉なことが起こるような気がしていた
「……………………どうしよう」
でも、そのことばかり気にしていても仕方がなかった
私が目の前にある信号を渡ろうとした時
友人Aさんが、私と同じような自転車に乗ってやってくる
ちなみに友人Aさんの名前は綾子らしい。
友人A「百合ちゃんおはよー!」
私「うん、おはよー!綾ちゃん、」
友人「あ…今日のさ、1時間目って英語だっけ?」
私「えっ?、こ……………国語?、じゃなかったっけ?」
友人「マジ!?………ミスっちゃったんだけど」
そんな話をしていると、青だった信号が
チカチカと光り始めた
あっ!………早く渡らないと。。。。。。。。。
そして、目を疑うような出来事が、
目の前で、起こった!
車道は、まだ赤信号なのに、、、、、、、、、、、、
信号を、無視したトラックが
私の方に、突っ込んでくる!!!!
ああ……………………足が震え、私は目を瞑った!
両手を胸の前に、置き、グッ!と力を込めて
私は、縮こまった!!!
――――ガ、シャアアアアッ!!!!――――
わたしの……………目の前で起こっている
この……光景は………なに?
明らかに私のほうに、来たトラックは、
なぜか…………目の前で友人を引いていた!!!
私「う…………うそでしょ……ねぇ……
……………な、んでっ!!!!!」
どうして友達が引かれなきゃならない!
どうして私じゃなくて!どうして!
どうして死ななきゃならない!
どうして………………
私は、すぐに、友人Aに駆けよった!
友人Aは、グタっ…、としていて、腕に力が無かった
あ、あ…………なんで!、なんで!、なんで!
私は、何度も、思った、、、どうして、なんで、
こんな、事故が起こってしまうのか!と
ウ―――ウ―――ゥ―――ゥ―――!………
と、サイレンをならしながら、パトカーと救急車が来る。
その場で私は、…………………気を失った!……
暗 い………暗い………くらい…………
どれほど潜っただろうか、まるで暗い海の底に沈むような感覚だった
冷たい心に、ぽっかり穴が開いたように、
私の心は………重く深く………沈む、
暗い・。・。・。・。暗い・。・。・。・。・
………………夢の中に、沈む…
『生まれ変わる世界』
私は、沈んでいく中で何かを見つけた
しろい、髪の毛?
・・・・・・・・・?
なに・・・これ・・・
沈んで行った先に、女性のように髪が長く
でも姿は少年のようだった
真っ白な純白のワンピースを着た少年、
まるで女の子のようだった
するとその子は「やあ、はじめまして、
私わ、クロノス、君の世界を変えに来た」
そういった、
「え?…………なに?………この世界を変える?
なに言ってるの?」
私は疑う、変えられない世界で友達が
死んだことが無かったことに
違う!!!と私は否定した!私の心がそう思いたいだけ!
私は!友達だとは思ってなかった!そうだ!
でも、それでも、友達だった!
あの子はもう二度と帰ってこない!
クロノス「君!人の話くらい、ちゃんと聞いてみないか」
私「うん、でも、綾ちゃんは、もう」
だから、変えてあげるの、君のともだちを
助けたいんだろ?
やめて、冗談は、私は………………私は………
気が遠くなり、目を覚ました、そこは病院だった
病院のベットの上?どうしてこんなところに
するとドアを開けて、私の知っている母が、
泣きじゃくり、ながら入ってきた、
「よかった、、本当に良かった………
百合香、ちゃんと自分の名前とか、わかる?」
「うん、わかるよ、お母さん、」
ガラガラとドアを開け、白衣を着た
病院の先生が入ってくる、
「あ!………………………」
そこで私は気が付いた、最悪の答えが出るのは
分かっていたけれど事実を知ったら、
たぶん私は、耐えられない!!!
だから………私は………
「外………歩いてきてもいいですか?」
先生にそう尋ねた
「別に歩いても異常がないなら構わないが………」
「たぶん………大丈夫です」
と、だけ告げて私は、外へ出た!
あの黒猫を探すために!
でもどこへ行けば出会えるのかが分からなかった
だから、事故の起こった現場に行こうと思った
もう、何時間たっただろう………
見に行ってもそこにトラックも警察もいなかった
もう全部、終わった後だった
そのあたりをずっと探したんだけど
猫は一向に見当たらなくて
もう、病院に戻ろうとした、その時に!
私「あ………………………黒猫」
私はその猫を捕まえようと必死に追いかけた!
「はっ………はっ………待ってよ!」
その猫を捕まえ………………た!
[A…あとがき]
どうも、初めまして、私の作品を読んでいただき
ありがとうございます、この話は、いかに裏を
付くかが大変でした(^_^;)
でも、とても楽しく書かせていただいています、