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俺たち花のヒューマン組のリレー小説  作者: 俺たち花のヒューマン組
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第一話:イベントは突然に


俺には気になる先生がいる。下地みゆか先生だ。

ボブに近い髪型。黒髪でセンター分け

みゆか先生の年齢は、正確にはわからないがアラフォーということだけ知っている。

俺は高校1年生……だけど、この気持ちに年の差なんて関係ない。

みゆか先生を目で追ってしまう。あれ?俺もしかしてストーカー気質なのか?と自分で思ってしまうくらい。

まぁここまで言ったら誰でもわかるよね。

そう。俺、宮良和幸は、みゆか先生に恋をしている。


目で追ってたらチャイムがなってしまった。

みゆか先生を見る時間が終了という合図でもある。

いやだなぁ。ため息を付きながらお手洗いを済ませるために席を立った。


「お前いくらなんでもみゆか先生見すぎじゃね?」

用を足していたら甲高い声で話をしてくる奴が現れた。そいつの名は「大城龍騎」

ニコニコなのか、ニヤニヤなのかよくわかない顔で近づいてくる。

「龍騎…声高いし、うるさい」

「声高いは言うなよ!気にするだろ!」

「せめてボリュームを下げろ。それで俺の沸点も多少は下がる。」

「かー。ネチネチとうるさいのはどっちかねぇ……あ、そうだ。ビッグニュースがあるんだ。聞きたいか?」

「どうせしょうもないネタでも披露するんだろ……もう聞き飽きた。」

「あれれ?お前にとってハッピーなニュースだぞ?ま、聞きたくないならいいけど。」

「あーもーめんどくせー。話せ。」

「話してほしいです。だろ?」

「はいはい、教えてくりたもさん。」

「よろしい。では発表する。俺!彼女できました!」

「お疲れ様。」

やっぱりしょうもない戯言なのでスタスタとトイレを出た。

目の前にみゆか先生が立っていた。


「和幸くん話があるわ。放課後あなたの家にいくわね。」


「……へ?」

「こ…これがお前に伝えたかったビッグニュース!ははは…」

引きつった顔をしながら偶然を必然かのように言う龍騎にツッコミを入れる気力はない。

だってそれどころじゃないから……


筆者:まぁぼー

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