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宝物の彼女  作者: 近江 由
混沌へ~結末その1~
103/135

帝国騎士団団長直下部隊

 

 ライガの裏切りから始まったように思えた今回の騒動だが、その前の王都近くの詰め所に行った任務がきっかけだったと訂正された。


 とはいえ、ライガの行いが引き金と同じなのは変わらない。


 憎くてたまらないはずだと思う。

 リランはライガを取り押さえる程度の攻撃しかせず、それに加え、他の騎士を止めるようなことを言っている。


「今は王都が落ち着くまで動けない。俺だってわかる。だいたい一人で動くのは危ない。」

 リランはマルコムに殴られたライガを取り押さえて言った。


 思いのほかリランが冷静なことを言ったのか、ライガも冷静になった。


「…。」

 暴れるのを止めて、ライガは座り込んだ。


「…今は、ここにいろ。」

 リランはライガが飛び出すのを止めたのを確認すると警戒を解いた。



「…お前は、やっぱりすごいな…」

 サンズは、処置を施されたアレックスが入った棺を撫でながら言った。


「サンズさん。実家は大丈夫ですか?…それに、休んだ方が…」

 マルコムはサンズを気遣うように訊いた。


 サンズはアランに続いてアレックスを腕の中で亡くした。

 死を正面から受け止め過ぎている彼に気を遣っているのだろう。


「いや…こいつに頼まれていることがまだあるし…家族が無事なのは確認した。」

 サンズは首を振った。


 マルコムはサンズの横に腰かけた。


「サンズさん…アレックスさんの言っていた…左腕はお前のせいじゃないって…聞かせてくれますか?」

 マルコムは純粋に気になるようだ。


 サンズはマルコムに聞かれて、話そうとして思い出した。


 だが、直ぐに出てくるのは最後の姿だった。


 眠るように死んだアレックスの顔。

 遺体の処置を施す者に言われたことがあった。


 矢で刺された怪我よりも内臓含む腹部の損傷が激しいと。

 戦えたのも不思議だが、最後の長い間話していたのも不思議なほどの怪我だったと。


 彼は、仲間が好きでみんなが戻る場所を守りたかった。さらには残される後輩が心配だった。

 それが彼を戦わせた。


「…悪い…」

 サンズは涙が溢れてきて、拭いながら謝った。


 サンズは落ち着こうと深呼吸をした。

 呼吸が整ってくると、彼は少しだけ笑みを浮かべた。


「…俺が騎士団に入団したのは…アレックスの二年後だった。その時のあいつは、そりゃあ凄かった。」

 サンズは思い出すように目を細め、懐かしむように笑った。


「当時を知っている人はもう王都付近の騎士団には俺ぐらいしかいない。あいつは元々左利きだった。」


「お前らにも見せてやりたい。あいつは天才と言われて…俺と二つしか違わないのに、雲上人だった。」

 サンズは自分のことを言うように誇らしげだった。


「天才…確かに最後の左腕での剣は…素晴らしかったです。」

 マルコムはサンズに頷いた。


「昔はあんなもんじゃなかった…俺のせいで左腕が使えなくなるまでは…」

 サンズは声が暗くなった。


「アレックスさんは、サンズさんのせいじゃないって言っていました。」


「…だが、アレックスが俺を庇って傷を負ったのは確かだ。」




「…20年ほど前、帝国と皇国は定期的に小競り合いのような戦をしていた。30以下の騎士は知らないだろうが…小競り合いって言っても命がけだ。毎回帝国も皇国も沢山の犠牲を出した…」


「今でも覚えている。領地の境界線に皇国が砲台を設置したのがきっかけだった。様子見から発展して…俺達は砲台の破壊に移った。」


「お互い馬に乗りながら剣を交えていた。時間が経つと、無駄としか思えない犠牲が出るだけで全く砲台に近づけなかった。」


「湧いてくる皇国軍にしびれを切らせた俺を始めとする騎士は急いだ。」



「だが、それのせいで俺たちは落馬して…一斉に狙われた。」


 サンズは腕を震わせた。

 どうやらその時のことは今でも恐怖のようだ。


「その時の俺は短絡的で…作戦の本当の狙いを分かっていながら察していなかった。」

 サンズは自嘲的に笑った。


「俺たちがうだうだやっているように見せて、砲台の破壊には数人の精鋭が向かう。…そのために味方から騙していたらしい。」


「当時、その精鋭として動いていたアレックスは俺たちの異変に気付いて、戻ってきた。」


「その時、俺達を守るためにアレックスは自分の馬を放ち、皇国軍をかく乱させた。それだけでない。…俺に向いた剣撃を受けて…俺を庇って、左腕に大けがを負った。」



「作戦は成功したが…アレックスの腕は戻らなかった。」

 サンズは、自分を責めているようだ。


「天才剣士の利き腕を…俺が壊したようなもんだ。騎士団にとっても大きな損害だった。あいつが左腕を使えていれば…」

 サンズは顔を覆い項垂れた。


「…そうなれば、騎士団の団長はそれこそアレックスだったかもしれないな…」

 ジンはサンズとマルコムの傍に立っていた。

 どうやらサンズの話を聞いていたようだ。


「…それは俺も思う。あいつの剣を見ただろ…勝てると思わなかっただろ。ライガもマルコムもリランも…あいつの…」

 サンズはアレックスの最後をまた思い出したのか、涙ぐんだ。


 サンズの言ったことは確かだった。

 最期のあの彼の剣は、20年のブランクがあるとは思えないほどだった。


 もし、彼が左腕を壊さなければと思うとジンも前団長も及ばない存在になっていたことは想像に容易い。


 ライガもリランもサンズの話を聞いていた。

 二人も自分の知らない仲間のことを知りたいのだ。



「…俺のせいでアレックスの腕が壊れたことと…当時のあいつがどれだけすごかったかだ。」

 サンズは涙をこらえながら言った。


「だが、皇国の皇帝が変わって、小競り合いはほぼなくなった。…といっても、こんな事態になることは…昔は無かった。」

 サンズは涙を拭いながら言った。


「…当時を知る人がいないのには、俺が上に立ったからだ。前団長と親しい者には俺の正体がバレるかもしれないということで…地方に飛ばすか、強制的に辞めさせたりしている。」

 ジンはサンズの話に補足をするように言った。


「それは察しがつきます。団長は…ライガに顔が目以外少しだけ似ていますから…」

 マルコムはライガとジンを見比べて言った。


「…団長は自分が器じゃないと言っていましたが…俺はあなたが団長でよかったと思っています。…どうであれ、あなたは俺達を集めてくれて…襲撃があるまでずっと、俺達を…」

 ライガは、ジンが団長に相応しくないという流れになっている気がして思わずフォローをしようとした。


「それくらい俺だって思う。…裏切った癖に…」

 リランはライガを睨んだ。


「リラン。」

 マルコムはアレックスの棺の方を見た。


「お前だって、ミヤビに冷たいだろ。あんなに仲良かったのに…」

 リランはマルコムを睨んだ。


「彼女との繋がりはライガだった。それに、彼女の良いところは弱いのを分かっていて強くあろうとしていたことだ。感情に流されて身の丈に合わない暴走と行動をして、挙句の果てには強くあろうとしたことを止めた。…どうして優しくできる?」

 マルコムはやはり辛辣だった。


 ライガと一緒にイシュを撃退した時は、あんなに頼りにしていた様子だったのに。


 頼っていたから許せないのだろう。

 暴走ではなく、彼女が自殺をしたことが。


 マルコムには口が裂けても言えない。


「…ミヤビは、俺と戦って敗れた。」

 ライガはミヤビと戦った時の様子を話した。


 サンズやジンはもちろんだが、リランもマルコムも黙って聞いてくれた。


「俺は、ミヤビが最後にミラに剣を向けたことが許せなかった。…どうしても、それだけは…」

 ライガはミヤビが剣をミラに向けたことを言った。

 もう彼女は死んでいるのに、思い出しただけでも手が震えるほど怒りがこみ上げる。


「ライガ…アレックスさんの前で仲間にそんな感情を向けるな。」

 リランはライガを睨んだ。

 さきほどまでの自分のことは棚に上げておいて言っているようだが、彼も彼なりにライガを憎まずにいようとしているのは察せられた。


「そうだぞ…今は、久しぶりに全員が揃っているんだ。」

 サンズは止められない涙を拭っていた。

 どうやらリランの様子が嬉しいようだ。


「…アランは、自分の情報でみんなが元に戻れるようになると言っていた。」

 サンズは沈んだ声色で呟いた。


「最期…俺は、アランに悪いことをした。」

 サンズはリランを見た。

 リランはサンズを睨んだ。


「嘘をついた…」


「もうすぐ…リランが来るって…」

 サンズはアランの棺の前に向かった。


「あいつが怖がるから…俺は落ち着かせたかった。」

 サンズはアランの棺の前に立って跪いた。


「悪かった。」

 サンズは頭を下げた。

「止めてください。」

 リランはサンズの肩を叩いた。


「アランは…怖がりだった。怖がったまま…怯えたままでなくてよかった…」

 リランは首を振っていた。


「リラン…」


「やっぱり、あなたは優しい…だから俺もアランも…あなたに良いだけ甘えていた。…アランは最期まであなたに甘えていた。…あなたはそれに応えてくれた。」

 リランは首を振った。



 ライガはアランの最期を聞いて、初めてアランが死んだということが現実であると感じた。

 いつも楽しそうに笑っていたアラン。リランと二人でよく騎士団ではしゃいで悪戯をしたりと彼は騎士団の日常になくてはならない存在だった。

 ライガのことも冷やかしたりとしていて、とても身近な後輩だった。


 涙が流れた。


「…あの甘ったれが…」

 ジンは少し涙ぐみながら言った。

 憎まれ口を叩きながらも、アランの死を悲しんでいるのだ。

 確かにジンはよくアランを叱っていた。


「…俺も人のことを言えないが…あいつらしい。」

 ジンはヒロキの棺を軽く叩きながら言った。

 どうやら彼に同意を求めているようだ。


「団長は、ヒロキさんに甘えっぱなしでしたよね…やましい方向で何度も勘繰りましたよ。」

 マルコムはジンを見て冷やかすように笑った。


「ははは…まあ、一目ぼれに近かったからな。最初は女と勘違いしていた。」


「今も勘違いされていますから、当然ですよね。」

 リランは揶揄うように笑った。ぎこちなかったが、以前の彼のような顔だった。


「美女ランキングはミヤビがダントツでしたけど、美人ランキングはヒロキさんがダントツだったのをミヤビは気にしていました。」

 マルコムも穏やかに笑った。

 以前の彼のような顔だった。

 ただ、頬の傷が痛ましさと勇ましさを出している。


「お前らのやっていたイケメンランキングって、誰からアンケートを取っているんだ?いつも気にしていた。」

 サンズはリランを見て不思議そうに尋ねた。


「お城の侍女や騎士団の若い連中とか、後は町の人とか、正直に言ってくれる人ですね。怖い先輩や昔補正のある人が多いとどうしても偏ってしまうので。」

 リランはサンズを見た。


 サンズはリランを睨んだ。


 マルコムは呆れたようにため息をついた。

 ふと彼はミヤビの方を見ようとしたが、直ぐに首を振るように止めた。


 ここまで頑なだと感心してしまう。


 帝国騎士団団長直下部隊いわゆる精鋭部隊。

 式典での団長暗殺未遂事件から全員が集合したのは今が初めてだろう。


 だが、全員が生きているわけではない。


 ヒロキ、ミヤビ、アラン、アレックス

 彼らが死んだ。


 彼らは間違いなくライガにとっても大切な存在だった。

 ジン、マルコム、リラン、サンズにとっての唯一だった。


 いや、彼らは今も唯一なのだ。

 だから、彼らの前で集まって話している。


 悲しみを受け止め噛み砕くために心を傾ける中、ライガの頭にはミラのことが何度もよぎった。

 当然だ、ミラはライガにとっての唯一だからだ。


 早くミラに会いたかった。



ライガ:

主人公。帝国騎士団の精鋭部隊に所属する。小さいころからミラを守る立場にいた。短い栗色の髪をした茶色の目をした青年。ミラと深く愛し合っており、彼女が絡むことには若干頭に血が上りやすい。ミラと逃げる。彼女に求婚し晴れて結ばれる。父が前騎士団団長で行方不明。ミラを攫われ、王都に拘束される。


ミラ:

ヒロイン。「お宝様」と呼ばれ、鑑目を持つ少女。真っ黒な髪と真っ黒な目をしている。王子に嫁ぐことが決まっていた。ライガと深く愛し合っており、彼と逃げる。晴れてライガと結ばれる。アシに攫われる。


ジン:

帝国騎士団団長。歴代最強と言われた前騎士団団長であるライガの父を決闘で破り、最年少で団長に就く。栗色の長い髪を束ねており、瞳の色は顔にかかる包帯のせいで分からないが、色が白く線の細い輪郭をしている。剣の腕はまさに帝国一と言われるほどである。母親は王族に嫁いだお宝様であり、表面上は王族の人間。その実、父は前団長であり、ライガの兄にあたる。副団長のヒロキに精神的に依存していた。


マルコム(マルコム・トリ・デ・ブロック):

精鋭部隊の一員。瞳も髪も茶色で中性的で幼い顔立ち。オールバックの髪型で、優し気な顔立ちをしている。ライガとの戦いで右頬から右耳にかけて残る傷を負った。国境の貴族ブロック伯爵の息子。槍使いで、顔からは想像し難いほど筋肉質で高い身体能力を持っており誇っている。力主義が強く、弱い者を尊重しない面が強い。尊敬していたライガの裏切りに激怒していたが、騎士として彼に戦いを挑み彼に敗れたことや、自分の父が騒動の黒幕に加担していると考えたことから、騎士を辞めることを決める。


サンズ(サンズ・デ・フロレンス):

精鋭部隊の一員。ライガの先輩。硬そうな短い黒髪をして目も黒く、彫が深くて眉が太く骨骨しい輪郭をしている。見た目通り力が強く、騎士団一の怪力を誇る。王都の貴族で父が公爵だが階級意識が無い騎士団を好む。文学青年でロマンチスト。先輩のアレックスは親友であると同時に命の恩人であり尊敬している。精鋭では数少ない戦場経験者。仲間の死で精神的に参っているのに加え、自分が面倒を見ていたアランの死で本格的に心を病むが、王城と王都の襲撃や母の言葉で騎士団として動き出す。


リラン:

精鋭部隊の一員。ライガの後輩。アランと双子。長い赤毛をポニーテールにして全部束ねている。瞳の色は茶色で髪を留めている紐の色は赤。アランと二人で「赤蠅あかばえ」と呼ばれるほど戦いにくいと騎士団内で有名。双子の弟アランの死に精神的に崩壊し始め、マルコムと共に騎士団とは別に動く。兄。


チャーリー:

フロレンス家の執事。精鋭部隊に協力的。


アシ:

隣国の皇国の者。黒髪と褐色の肌、グレーの目をしている。大きい目と大きい鼻が特徴的な顔の造りをしている。小刀を使う。ライガの逃亡に協力的だが、真意が測れず怪しい。ヒロキに剣で追い詰められたことや、彼の剣技に魅せられ囚われている。


シューラ:

隣国の皇国の者。白い髪と赤い目をしている。牙のような八重歯が特徴的。長い刀を使う。襲撃時にマルコムの攻撃を真に受け、ケガをしたことにプライドが傷ついた様子。


モニエル・デ・ブロック(ブロック伯爵)

皇国との国境を統治する地方貴族。皇国の事情に詳しい。マルコムの父親。三人の息子がいたが、マルコム以外を亡くす。彼を跡取りにするため、アレックスに交渉するなど動いていた。皇国の襲撃犯などと接触をしており、黒幕に近い人物。


レイ・タイナー:

元帝国騎士団団長。ライガとジンの父。ジンとの決闘に敗れ団長を退いたが、歴代最強と言われるほどの剣士だった。団長時代は敵国である皇国の大臣と交流を持つなど帝国の命令から反する行動をしていた。最愛だったジンの母の死の真相を聞いて王族を殺害し、さらに支えてくれた妻を殺害され、精神的に崩壊する。帝国を強く憎む。



ヒロキ:

帝国騎士団副団長。精鋭部隊の副隊長でもある。長い濃い茶色の髪で切れ長の目をしている。女性顔負けの端麗な容姿故に飾り物と陰口を言われることが多い。ジンとは付き合いが長い。流れるような剣術で他の騎士に比べて非力だが、目の良さと器用さがあり、確かな実力を持っている。皇国の元大臣の息子。一族の失脚の際、ジンとライガの父に命を助けられた。アシたちの襲撃を受けて死亡。ジンに看取られる。


ミヤビ:

精鋭部隊の一員。隊の紅一点。赤みがかかった金髪で、目はグレーで中々の美人。厚みのある唇がチャームポイント。剣の腕は他の精鋭に比べると劣るが、弓の名手。ライガに片思いをしていた。ライガの裏切りに激怒し、非常に荒れ、暴走していた。ミラを襲ったことをライガに憎まれ、それに耐えられず自死する。


アラン:

精鋭部隊の一員。ライガの後輩。リランと双子。長い赤毛をポニーテールにして全部束ねている。瞳の色は茶色で髪を留めている紐の色は黒。リランと二人で「赤蠅あかばえ」と呼ばれるほど戦いにくいと騎士団内で有名。ヒロキが襲撃を受けたことを自分のせいだと責めていた。弟。リランと間違われ捕らえられ、その際に黒幕たちの会話を聞き、それが見つかり襲撃され死亡。サンズに看取られる。


アレックス

精鋭部隊の一員。ライガの先輩。ジンの代理で全体の指揮を任され、新団長として指名される。長い金髪と緑色の瞳で顔立ちがはっきりしている。堅実で手堅い戦い方をする。その実元は左利きであり、かつては天才とまで言われていたが、ケガで右で使わざる得なくなった。また、派手な様子からは察せられないほどの苦労人。サンズ同様に戦場経験者。精鋭部隊を愛し、いつかみんなが戻ることを信じて騎士団を守る。王城が襲撃された時に戦い抜きイシュを倒す。その時の怪我で、仲間に見守られ息を引き取る。


キョウ:

鑑目の一族の族長。ライガたちを匿ってくれていた。ジンの祖父。一族の者によって殺害される。ジンに看取られる。


イシュ(イシュ・ガイン第二将軍):

隣国の皇国の者。黒髪と褐色の肌、グレーの目をしている。彫が深く、目が細く鋭い。弓を使う。皇国二番目の軍人、将軍らしく腕が立ち、兵からの尊敬を集めている様子。王城襲撃の際に皇国軍を指揮し攻め込む。アレックスと戦い敗れ、彼に首を刎ねられ死亡する。


コマチ:

ヒロキの母でヒロキそっくり。皇国前大臣の妻。傾国の美女と言われるほどの美貌を持っていた。ヒロキが見ているところで首を刎ねられ死亡する。現在も皇国の支配層に影響力があるらしい。


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