表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現代日本で異世界生活!? 〜歴史が違って何が何やら〜  作者: 生徒会長☆田中
第1章 異世界学園序章
16/37

第十六刀 その後しばらくしてから〜人生初大きな買い物をします〜

いやー、更新遅くてすみません。

新年度だと本職の量が減ると思いきや減りませんね。

と言うか増えました。

では、どうぞ

あれから俺たちに対するみんなの態度が変わった。

…まあ当たり前だけど。

まず、同級生。転入時のちやほや感とかがなくなった。

これは、いうまでもなく俺たちの生徒会入り、萌の風紀委員会副委員長就任(主な原因)がみんなを遠ざけたのだろう。

次に、上級生。風紀委員はまじめになり、やたらめったら権力を振るわなくなった。それにより、転入時にみたどんよりした空気はなくなった。予定は狂ったけど奴隷制度反対派増殖計画の第一歩を萌が進めてくれたのだ。

最後に、先生。萌の評価はもちろんの事、いつの間にか俺たちへの信頼感が半端ない気が…


毎日、午前:授業、午後:学年訓練・放課後訓練をこなした。毎月、学園への出資している「禁架きんか」という組織からくる物の怪討伐依頼もこなした。五人一組でチームを組み白木会長と如月会頭の指揮のもとそれぞれの役割をこなす。(戦闘で死者が出ないように1チームに必ず盾持ちの人が配置され、近距離、中距離、遠距離が1チーム一人は確実にいる。そして会長たちの指示で最前線チームが引き、次のチームが出るというローテーション方式だ。)


報告はこれ位にしよう。



さて、今日も訓練を終えて心身ともに疲れきった俺。(主に萌と琵琶子がなにかやらかさないか目を光らせてたからだが…)

更衣室で着替えていると白木会長が扉から入ってきた。

「お疲れ様、田中くん。」

「お疲れ様です、会長。」

「大分訓練には慣れてきたね。と言うか腕試しのために訓練内容は最初からきついものにしてるんだけどね… みんなあっさりとついてきてる事が末恐ろしいよ。」

「それはつまりこれよりしんどくはならないと言う事ですか?」

「まあ、ぶっちゃけた話そうだよ。これ以上しても恐らく逆効果だからね。」

「それにしても会長が訓練後に俺に話しかけてくるなんて珍しいですね。なにか問題でも?」

「いやいや。ただ今日が給料日だからね。明日、明後日くらい休んで遊んでみたらどうかなと提案しに来たんだ。」

普通ならヤッターって喜ぶ所だろうが…

「先輩お土産何が良いですか?」

ここ1ヶ月訓練してきて分かったがこの人は何を考えてるか分からない。常にニコニコしているのだ。

「そうだね… 明明後日田中くんの土産話でももらおうかな」

「…そうですか。では頑張って土産話持ってきます。」

「それじゃあ僕は先生に呼ばれてるんで。良い休日を。」

それ言っちゃだめー!フラグをたてるなよー!


次の日

久々の休日と言えばやる事は一つ!

二度寝だ。

「ハイハイ、アホなこと言ってないで起きるのよ。」

俺の計画は初っ端からつまづいた…

「なんだよ、萌。」

って萌!?何故だ鍵は掛けていた、窓も閉まっている。

「お前、どうやって入ってきたんだ!?」

「そこ。」

と言って床を指す。さては穴でも掘って通路を作りやがったな。

「萌、いいか。この世にはプライバシーと言うものが…」

「前の住人が緊急脱出用に作った地下通路があったの。」

チキショウ。前の住人め!今度からそこも封鎖だ。

「まあ今回はいい。襲われたわけじゃないし。それと念のため地下通路の地図作っとくか。緊急事態なんてそうそう起きないだろうが...」

「私の部屋の出入口はいつでも空いてるからね♡」

「はいはい。分かったから要件を言ってくれ。」

体をくねくねと...器用な奴だ。

「あっ、そうそう。さっき岩貞くんから電話あって伝言頼まれたんだ。今日市場に案内するから折り返しの電話してくれって」

「そうか。ありがとう。それじゃあ、皆に出かける用意をするように言っといてくれ。その後、朝食にしよう。当番誰だったっけ?」

「私だよー。」

俺の布団を畳みながら笑顔で振り向く。普通ならよく出来る可愛い子だと思うだろうが...

「俺の布団の臭いを嗅ぎながらニヤニヤするな!」

そんなことされてたら可愛いとか無くなるよ。

「当番変わってやるからさっさと準備してこい。」

この甘さが萌をこんな感じにしてるのはわかってるんだけどなー


食堂

「朝飯出来たぞー。」

メニューは白米、味噌汁、焼き(さわら)、春菊の和物(あえもの)、漬物という旬の物を使った和食。

「凄いね、正也。こんな凄い料理が出来るなんて...」

「でしょー。さすが私の旦那!」

「アホ言ってないでさっさと食え。せっかく来てもらったのにうるさくて悪いな、泰氏。」

「いやいや、食事はみんなで楽しいほうがいいだろ。サーシャもそうだよな?」

「そうね。私も楽しい食事には賛成よ。和食って点でも文句はないわ。」

「お気に召したのなら。それにしても市場にはサーシャさんも?」

「ええ。これ以上可愛い子が増えて泰氏の隣が無くなるのを防がないと...」

最後の方はほとんど聞こえなかったがまあいいだろう。


その後

食後の一服(熱いお茶を飲む)を終えた所で

「それじゃあ行くか。」

事前に打ち合わせた通り生活費については神様からそこそこ貰っているので給料全てをつぎ込む。詳しくは言えないが俺がおよそ60万、その他は35万ずつ、計165万円。泰氏の方は今回の給料は前回の時に連れてきた人を自立させるために使うそうだ。

それと最近泰氏に勧められて役場に貴族証明のための家紋を(かたど)った謎の金属のペンダントを貰いに行った。それも今日は念のため持っておこう。


市場

大阪の中央卸売市場というものをご存知だろうか?最寄り駅は玉川駅。普段大阪の人でも滅多に名を聞かない駅だ。JRなら野田駅とまあ行き方が色々ある訳だが…

そんな話はまあググってくれ。

この世界にも中央卸売市場があったのだがよもやそこで人まで売られていたとは…

俺の予想では難波あたりに怪しい地下のお店があるものとばかりおもっていたが予想は大ハズレだったな。

俺達の知っている卸売市場とは違い少し重い空気を纏う。

「表向きはただの市場だな。」

そう、地上は前の世界と同じ。だが地下に潜ると文字通りアンダーグラウンドな売買がされている。奴隷制を政府が公認していると言うよりも黙認してる感じか…

「予定通り二人一組各班55万持って買うぞ。」

泰氏&千条院、琵琶子&萌、広人&正也で3時間後に集合する。もちろん何人か増やして。


3時間後

皆が集合する。後ろに鎖のついた首輪、手錠をはめぼろ布1枚を着た人達。合計9人。どうやって連れて帰ろうか…

そこら辺考えてなかった。

どうでしたか?

今回正也さんは珍しくうっかりしてましたねー。

さて、今後どんな展開にしようか悩んでます。

あと最後の9人の名前が決まってません(笑)

名前候補はあるんですけどねー

とにかく早く更新できるように頑張ります。

次回!

「初仕事!〜やり遂げようと頑張ります〜」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ