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現代日本で異世界生活!? 〜歴史が違って何が何やら〜  作者: 生徒会長☆田中
第1章 異世界学園序章
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第一一刀 明日に向けて〜家の中での騒動編〜

今回は番外編です。

その日の夜。

「うぉぉぉぉぉォォォォォ!」

貴族田中の家は俺の絶叫に包まれた。

何があったのかを語ろう。


約一時間前

ドサッ

「いっつ...」

にぶい音と共に目を覚ました。ただベッドから落ちたらしい。前のベッドよりふかふかで寝心地がいいからゆっくり寝ていたのに...

と、時計を見る。まだ夜中の12時前。普段は11時に就寝しているのでたった一時間程しか寝ていない。

さて二度寝しようとするとやけにベッド掛け布団の端が膨らんでいる...

「おい、萌。何してるんだ?」

怒った口調で言うとモゾモゾと動く。気持ち悪いな実際見ると。

「テヘッ」

「アホか!」

べシッ

頭を叩く。もちろん軽くだよ。女子に本気はダメだよ、絶対。それが例え吉田〇里でも。

「いたっ。何すんのよ!」

「こっちのセリフだ。軽くだから痛くはないだろ。それで何してんだ?」

「えっ?何って分からない?」

「今日の罰か?」

「それも兼ねての夜這いよ。」

「はいはい。法律変わって16歳から男子も入籍可能になったからって勝手に人の部屋に入んなよ。」

鍵を付けとこうか、明日から。内側から南京錠なら入ってこれないはず...

「さっさと帰れ。俺は眠いんだ。あと言っておくが俺は社会人になるまで結婚やそういうのはしないつもりだって何度も言っているだろ。」

「正也なら私は良いのに?」

「そうだ。」

「ハーレムも許すのに?」

「そうだ。」

憧れはするがあれって結構めんどいからな。

「お願いします。」

土下座ベッドの上で正座をし頭を下げる。けど...

「ダメなもんはダメだ。」

俺は首根っこ掴み萌を立たせる。そのまま部屋まで送った。帰りに倉庫に行こうあそこにたしか南京錠があったはず。幸い扉にはもともと南京錠を掛けるための金具の一部があったのでそれを修理して鍵をかけられるようにした。ここまででおよそ50分。

南京錠をかけ、よし寝ようとした所...


コンコン


慎ましくノックされる。

「正也さん。私です。琵琶子です、開けてください。」

こんな時間になんだろうか?緊急事態でもあったか。いやでもそうなるとノックとかのんびりはしてられないな。

「ちょっとまってくれ。今開ける。」

南京錠を開ける。目の前には肌着の見えそうなネグリジェを着た琵琶子さん。おいおい、こいつまで頭狂ったか?

「実は少々込み入った話がありまして...」

結構申告そうだ。というかそうならそうと真面目な服を着ようよ!


俺はベッド、琵琶子さんは勉強机の椅子に座る。

「話と言うのはあなたの事です。」

いきなり本題かよ... まあ時間も時間だしな。

「一応私と正也さんは夫婦の契りを交わしましたよね?」

ブッーーーー!何言ってんのこいつも!最終行き着く先は同じかー。

「夫婦って言うかあれは半分仕方なくじゃなかったのか?」

「...」

あれ?地雷踏んだかな。

恥ずかしい(最初)→落胆→憤怒(今)に顔色がかわったぞ。

「へぇ。あんなことしといて仕方なくですか。私の気持ちも知らないで。」

「いや、仕事だったって言ってたじゃないか。って何してんだ!」

ベッドに俺を押し倒そうとする。

「何ってもちろんあなたに私の本当の気持ちを知ってもらうためです。」

「分かった、分かったからズボンに手をかけるなー。」

もちろんパジャマだからズボンは脱げやすい。

「やめません!本当に分かってもらうために。」

「正也!何してるの!私にはしなかったのに。」

面倒なのが来やがったー!俺が叫んだのが悪いが...

不幸中の幸いで琵琶子さんがびっくりしてズボンから手を放す。

萌がいきなり飛び込んで来る。それを転がってかわす。そしてドアに向かって全力ダッシュ。廊下に出て隠れられそうな所を探す。広人はもう寝てるだろう。というか隣の部屋なのによくこんな騒がしい中寝れてるね。

広人がダメだと他の空き部屋か...

2階があったな。そこなら見つかりにくいはずだ。


2階の客室

下の階でドタバタしている。ここも見つかるのは時間の問題かも...

「ここかー!」

部屋の扉が開けられる。ふっふっふ。見つけられるものなら見つけてみろ!四方を板で囲まれたベッドの下など誰が予想出来ようか。もちろんベッドを持ち上げないと見つけられない上に女子2人でこの重いベッドを持ち上げられるものか!もちろん俺は今日発現した雷の能力で身体強化した上で隠れた。

「ここが怪しいわね。」

「正也さんの匂いがします。」

こいつら勘がいいな、おい!というか匂い!?怖いよ。

「正也の事よ。普通では有り得ないところに隠れてるはず...あそこのベッドの下とか。」

幼馴染みなだけあってよく分かって、当たってらっしゃる...

でも大丈夫。重いベッドが...

「私の能力を使うよ、萌。」

詰んだな、俺...

琵琶子さんも能力発現したんだったー!

重いベッドが持ち上げられ俺が露わになる。

「...ど...どうも...」

萌達に一応挨拶する。

「やって逃げた罪は重いわよ。」

「いや、俺何もして無いから...ぎゃぁぁぁぁぁぁァァァァァ」

頭をトマトのように握りつぶされかねないぞ、これ。

「萌...分...かった...分かったから...この手を放せ...」

「琵琶子、ロープを。」

俺に何させるつもりだー。

こうしてぐるぐる巻きにされ...

2人がこっちを見た瞬間に能力発動!

暗い部屋だ。微量の雷でも眩しい。そう俺は雷をフラッシュグレネードがわりにしたのだ。そして部屋から逃げる。

「うぉぉぉぉぉォォォォォ!」

こうして俺の雄叫びは家中に響き渡った。

そして自室に戻る...

前に広人の部屋に行く。

「広人。助けてくれ。萌たちが暴走した...」

言葉を詰まらせたのには理由がある。広人が怒りをあらわにし腕を組んでいるのだ。

しまった!広人は寝起きが悪いんだった!一度起こしてしまったら機嫌が悪い上に殴りかかる。そしてこれが地味に痛い。

萌たちも部屋の前には来てるが入ってこない。

あー。俺、明日を迎えられるかな?

更新のペースが落ちてしまいすみません。

今後このペースも維持できるか...

最初に言ったとおりこのご時世には珍しいインターネット環境がほとんど整っていない若者です。(年齢はヒミツ)

今好きなソードアートオンラインのゲームすらできないし艦これはイベントしだすしもう踏んだり蹴ったりです。皆さんは人生たのしんでますか?

まだまだ続きます学園編です。

次回もよろしく!

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