キャラクター設定・アルス(主人公)
本名 アルス・ヴィトス
愛称 アルス
職業 法の猟犬(実行役)
身長 一七二cm
出身 フルビルタス王国トーミトウ郡ヴィトス村
苦手なもの 虫全般、トマト
誕生日 九月六日
年齢 一五歳
本作の主人公の一人で、ゲセブ教預言者教会第二教区に所属する法の猟犬の実行役。ランゼの相棒。
母親は彼を産んですぐに死んでおり、叔母夫婦に引き取られた。のちにある事情により逃げ出し、教会が運営する孤児院に保護された。自分を助けてくれた教会と自分に生きる意味を与えてくれたルークに対しては反発しながらも好意を抱いている。
家族というものに憧れを持っており、よく家族連れをぼんやりと眺めていることがある。
プロローグ時点では、成った異端者を殺す事に対して、それが正しい行為だと認識している為、葛藤や後悔というのは無い。
性格
一人称は俺。
ランゼや嫌いな者の前では口が悪いが、それ以外の者に対しては普通に接し、好意を持った者の前では愛想を振りまく。キレるとすぐに手が出るタイプ。
また、感情が豊かで、顔に出やすいタイプ。喜怒哀楽ははっきりとしている。
容姿
瞳の色は濃いブラウン。
すーっと通った鼻筋。
目は切れ長で目尻はやや上がっている。(戦闘中は目つきが鋭くなる)まつ毛長い。
眉は長く太く濃い。
輪郭はシャープでそれぞれのパーツがバランスよく配置されている。
烏の濡羽のような艶やかな黒髪のショートヘアー。
容姿は母親似である。
普段は穏やかな表情だが、戦闘中は鋭い(険しい?)顔つきになる。
体型
普段は服で隠れているが、引き締まった筋肉質な体型で、所謂、細マッチョ。
腕と脚がやや太い。(よく使う為筋肉量がやや多い)
シルエットは細身。
服装
任務の際は鳥の羽根の意匠が施された黒いコートを着用している。
コートの下には白のワイシャツと黒い長ズボンを着ていて、下着は黒のタイツ状の服。
戦闘スタイル
法の猟犬の実行役の主な任務は、異端者の制圧と成った異端者の殺害である。
武器は小剣。二刀流で、ベルトのホルダーに二振り挿している。その他の武器にチップという暗器がある。
中、近接戦を最も得意とし、二刀の斬撃か拳で素早く相手を仕留める戦闘スタイルをとる。
身体能力
全ての法の猟犬は、修行により高い身体能力を有している。
経歴
母親はアルスを産んですぐに死亡。父親は分からず、子供のいない母の妹のアンナに引き取られる。
アンナの夫であるカールは裕福な商人であった為、何不自由の無い環境で大切に育てられた。
しかし、5歳の時にアンナが亡くなり、カールが事業に失敗すると状況が一変。カールから暴力を振われるようになった。
突発的に家を飛び出し、当てもなく彷徨い行き倒れていた所を偶然通りかかった預言者教会派の教師に保護される。
その後、アルスは預言者教会が営む孤児院に連れていかれたあと、自ら志願して訓練所に入りそこで同じ年頃の子供達と共に修行を重ねて、15歳で最終試験を通過し、法の猟犬となった。