「ひとちが」キャラ設定・1
「ひとちが」シリーズキャラ設定・1(第1部「たった一つ違う授業」完結時点)
主人公 男 日高 勇二 (ひだか ゆうじ)
十六歳、県立北見台高校2年。身長は180cmとやや高め。体格は標準的、やや筋肉質。勉強に関しては数学、物理学の成績が良く、他も満遍なく高いため、一応優秀クラスである6組にいる。運動神経も並よりちょっと良いくらいと器用貧乏なところあり。
かなりのゲーマーで厨二病的妄想家だが、周囲には隠している。一応弓道部所属だが、ゲーム優先であまり熱心ではない。
オタクなので人付き合いは得意ではない。自分が「問題児」扱いされていることには、・・心当たりがいろいろあるようだ・・
攻撃魔法B、防御魔法C、回復魔法C、強化魔法B
キーパーソン 男 叶野 望 (かのう のぞむ)
主人公と同級生の16歳。身長172cm。頭の良い文系少年で優秀クラスである1組所属。運動神経も結構良く、顔立ちもよいため、隠れファンもいるようである・・
実は周囲の願望をかなえる能力「他者願望成就」を持っているが、自分を含め誰も知らなかった。今までもその能力のおかげで周囲で宝くじが当たったり、嫌われ者の教師が交通事故にあったりしたが、誰も気づいていない。今回、主人公のふとした一言、「魔法の授業とかあったらいいのになぁ・・」と言う願望をかなえてしまったため騒動となる。尚、この願望をかなえる能力は極端に体力と精神を使うため、「世界の改変」と言う連続的な使用は彼の身体状態を著しく蝕む。
生まれつき病弱・・と思われているため、部活はしていなかった。
妖精 女 フォーチュン
手のひらサイズの如何にもファンタジーゲームとかに出てくる妖精。勇二の疑問に答える形で産まれたナビゲーター役だが、勇二の好みかはたまた望か・・
ちょっぴり天然で明るい性格だが、同時に相棒の少年を気遣う、心優しき存在でもある。
周囲から見えないようにする「透明化」や、相手の意識に直接伝える「精神感応」といったスキルも持つ優秀な子。
ヒロイン 女 立花 このみ (たちばな このみ)
2年7組の生徒。身長、体格は平均程度。胸は平均以上。髪は肩までのセミロング。
おとなしめで運動が苦手な普通の少女だったが、今回の世界改変にあたり、トップクラスの魔力を得る。主人公以上に細かいところで興味あることとそうでない事の温度差が激しい。魔法も攻撃関連はとてつもない実力だが、地味な回復系は苦手、と言うか覚える気すらない。
勇二と同じ弓道部だが、ほとんど話をしたことはなかった。
攻撃魔法AA、防御魔法B、強化魔法A、(魔法の形態変化、追跡、連射、収束)
魔法担当教師 女 飛鳥井 恵理
25歳、独身。身長は154㎝と平均よりやや低く幼児体型なことを本人は少し気にしているが、どちらかと言えば左右の三つ編みの方が子供っぽく思われる原因。
主人公のクラスの担任で国語を教えていたが、今回の改変に辺り魔法学の担当にもなった。基本的に真面目で温和、生徒とも親しいが、教え子が度を過ぎる行動をするときっちり怒る。生徒、教師からの評判もいい。
勇二とは昨年も授業を受け持ち、軽口をたたく仲である。
クラスメイト 男 松井 直隆 (まつい なおたか)
勇二と同じ2年6組で、勇二と友人と呼べるほど一緒に何かをするわけではないが、よく話すクラスメイト。
身長170cmとバスケ選手としては決して高くない身長だが、全国レベルのバスケ部レギュラーであり、実力は相当なものである。
学年一の情報通 女 橋澤 ミル(はしざわ みる)
2年7組の生徒。校内でも結構有名な情報通。新聞部所属。
勉強よりもネタ探しに命をかけているが基本的に頭も良いため、成績は上の下を保っている。
弓道部顧問 男 宮坂 照久
28歳。高校時代から弓道をやっており現在3段の実力。社会学の教師だが、常にむっとした表情と短髪から体育教師っぽい雰囲気。礼節を重んじ、高校生にとっての弓道とはどうあるべきかを模索する。
北見台高校校長 平瀬 俊之
42歳。教育とは何なのか常に考える教職者の鑑。生徒が大好きで、校長である今も生徒の前で教鞭を振りたいと思っているほどだが、学生時代の恩師である教頭の願いを受ける形でいる。能力的には非常に優れており、内外からの評価は高い。