第5話 初めての海16
イヴやミルクとその仲間達が、
オーティスのたんじょう日の準備をしていると
とつぜんのトラブルにみまわれて……
対象:小学校四年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
ミルクはとうめいな
ガラスのビンを
ひょいと持ち上げて、
手早くふたを開きました。
何かしかけがある
だろうとふんだのです。
それと同時に中からかすかな
声が聞こえてきました。
みんなは急いで、
ミルクの持っているビンに、
耳を近づけました。
『このメッセージを
受け取ったってことは、
もうみんな月星海岸に
着いたんだね』
もちろん、
リリスの声でした。
みんなはビンの口に、
さらに耳を近づけました。
『私は今夜、
臨海学校のレクリエーションで、
はまべを通る予定なんだ。
その時みんなに
会いたいんだけど、
どうしたらできる?
今すぐ返事をよこしてね。
とは言っても、
今私達はみんなして
ねているから、
会いに来ちゃだめだよ。
そのビンにメッセージを
ふきこんで、
送り返してよ。
じゃ、今夜ね』
ミルクはリリスの声を聞いて、
うれしくなりました。
彼女は朝から続いて
いた体のこわばりが、
少しとけたように感じました。
「調度いいわ。
今夜私が開く特別な
海のパーティーに、
リリスが魔女の
生徒さん達と通り
かかればいいわけよね。
場所を教えてあげましょう」
イヴがうきうきと言って、
ミルクが持っている
ビンへもも色の
くちびるを近づけました。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2026年3月20日です。
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