第5話 初めての海14
イヴやミルクとその仲間達が、
オーティスのたんじょう日の準備をしていると
とつぜんのトラブルにみまわれて……
対象:小学校四年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
そう言ってシャロルは、
ユニーク号とミルクへ、
まるできたならしい物を
見るかのように
いちべつをくれると、
どこかへ行ってしまいました。
ミルクはきつく
くちびるをかみました。
「ああ、
どうしてこんな日に限って、
毛にブラシを当てて
おかなかったのかしら。
朝のできごとといい、
今日はなんだか
ついていないわ」
ミルクの声に答えるように、
イヴが海からもどって来ました。
ミルクはイヴに、
先程のシャロルの話をしました。
すると何でも前向きに
とらえるイヴは、
すっかり笑顔になって
わくわくと話し出しました。
「そうだわ!
どうして思いつか
なかったのかしら。
こんな素敵なはまべが
あるんですもの。
私も今夜、
海のパーティーを
開こうと思うわ。
きっと飛び切り
素敵なものになるに
ちがいないわよ」
イヴは黒いひとみを、
海に負けないくらい
きらきらとかがやかせました。
先程まで泳いでいたためか、
彼女の声は生き生きと
はずんでいます。
いつもおおらかな
イヴと話をしたら、
ミルクの気持ちは
いくぶんよくなりました。
でも出発前にシャロルと
話したシンジュの件は、
当てにできない。
もうわすれた方が
よさそうだと
思ったのでした。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2026年3月16日です。
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