第5話 初めての海10
イヴやミルクとその仲間達が、
オーティスのたんじょう日の準備をしていると
とつぜんのトラブルにみまわれて……
対象:小学校四年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
「みんながあんなにあこがれ、
生き物に安らぎを
あたえるという海が、
本当にこれなのかしら」
ミルクはぶるっと、
身ぶるいしました。
「リリスはもう、
ここに来ているのかしら。
ほうきでなら、
私達より早く海に
着けると思うけれど」
ミルクはリリスが
ひょっこり現れて、
あの独特な感性で、
海をけなしてくれたら
いいのになと、
思いました。
しかし今は朝ですから、
それはありえないことです。
ミルクはうでに
やわらかな毛で
おおわれた顔を
うずめました。
するとまどガラスを、
だれかがコツコツと
たたいたのです。
ミルクは、はね起きました。
思わず「リリス」と
言いそうになりました。
ですがミルクは、
すぐその言葉を飲みこみ、
キュッとくちびるを
結びました。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2026年3月6日です。
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