第5話 初めての海2
イヴやミルクとその仲間達が、
オーティスのたんじょう日の準備をしていると
とつぜんのトラブルにみまわれて……
対象:小学校四年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
そう言うと、
イヴはまるいおなかを
なるべく引っこめて、
空色のエプロンを
身につけました。
そしてとびきりおいしい
フレンチトーストを
作りました。
イチゴのコンポートをのせて、
粉ざとうもフレンチトーストの
全部が白くおけしょうしたように、
まんべんなくふるいます。
それからイヴは、
ユニーク号の外へ出て、
スミレとヤグルマギクの
花びらをつんで来ると、
大皿にたくさんもってある、
フレンチトーストの
上にふりかけました。
全てが完成すると、
イヴは料理のにおいを
むねいっぱいにすいこみ、
これならだいじょうぶと
深くうなずきました。
それからテーブルに、
今しがた作った
ばかりの料理や、
取り皿。
おいしそうな湯気を
立てているスープに、
そしてオレンジジュース
なんかを運びました。
運んでいる最中、
彼女はよく通る心地
よい声で言いました。
「みんな起きてちょうだい。
とびきりおいしい
朝ご飯ができたわよ。
こんなにさわやかな朝を、
一秒もむだにしたくは
ないでしょう?
まどからは朝日が
きらきら差しこんで、
青い空が見えるわよ。
それから不思議な香りを
風が運んで来るの。
そして耳をすませてみれば……」
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2026年2月16日です。
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