第4話 旅は道連れ27
イヴやミルクとその仲間達が、
オーティスのたんじょう日の準備をしていると
とつぜんのトラブルにみまわれて……
対象:小学校四年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
「なんだか暗い話に
なってしまいましたね。
すみません。
ぼくは生れつき、
とても心配性で
おく病なのですよ。
だからつい、
なんでも悲しい方に
考えてしまうのです。
あんまりおく病だから、
母様からはそれに
ちなんでオクと
よばれていました。
みなさんもよかったら、
ぼくのことを、
そうよんでくださいね」
そう言う少年の顔は、
笑っているのに少し
悲しげでした。
おく病で、
お母さんからオクと
よばれている
くらいなのに。
こんな夜に、
どうして彼は
一人きりで、
人気のない真っ暗暗な
原っぱを歩いて
いたのだろうかと、
オーティスは
いぶかしく思いました。
「いいや、
素敵なおとぎ話
だったよ。
話してくれて
ありがとう、オク君。
でもせっかくだ、
オーティス。
君はこの旅で、
その月のウサギと
やらさがしてみたら
どうだろうか。
君はりょう犬だから
動物をさがすのは
得意だろうし、
君のたんじょう日は
もうすぐくるのだから。
月のウサギが
おとぎ話ではなく
本当にいるん
だとしたら、
たんじょう日に
君の願いをかなえて
くれる気になるかも
しれないよ」
ダイが笑って
言いました。
すると少年は、
急にオーティスに
興味を示すと、
彼に向かって
こうたずねました。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2026年2月6日です。
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