第4話 旅は道連れ26
イヴやミルクとその仲間達が、
オーティスのたんじょう日の準備をしていると
とつぜんのトラブルにみまわれて……
対象:小学校四年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
「今日が新月で
ないんだとすると、
もう月のウサギは
だれかの願いをかなえて、
ふつうのウサギに
なってしまった
後かも知れないよ。
月のウサギを
さがすんならぼく、
次回の新月からに
しようかな」
少年がそれに
答えました。
「それはどうでしょう。
さっきは確かに、
せっかちなウサギも
いると言ったけれども。
でももし、ぼくが
月のウサギだったなら、
そんなことをするのは
少しこわいな。
だって月での
母様とのきおくを、
あっという間に
なくしてしまう
ことになるから。
幸福なきおくって、
形はないのだけれど、
だれにとっても大切な
たから物でしょう。
それを失って、
はたして生き物はその後、
幸せに生きて行くことが
できるだろうか」
三人は少しだまって
しまいました。
ユニーク号からは、
イヴ達の話し声が
聞こえて来ます。
イヴがお茶の用意を
しているのです。
南からの風が
通りすぎると、
少年がもう一度
口を開きました。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2026年2月4日です。
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