第4話 旅は道連れ25
イヴやミルクとその仲間達が、
オーティスのたんじょう日の準備をしていると
とつぜんのトラブルにみまわれて……
対象:小学校四年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
「あんまり気に
しないウサギも
いるようだけど。
けれどやっぱり、
母様をこいしく
思うウサギも
いるようですよ。
でもね、
そんなことは
どうでもよく
なるんだ。
だって、
だれかの願いを
かなえたウサギからは、
特別な能力は
全てなくなって、
ただのウサギに
なってしまうの
ですからね。
魔法も言葉すら失って、
そして月での
母様とのきおくも、
全て消えてしまうのさ」
「なんだか
悲しいお話だね」
オーティスが
短いしっぽを垂らすと、
しんみりと言いました。
それを見た少年は、
少しほほ笑んで
から言いました。
「あなた達にもし、
どうしてもかなえたい
願いがあるなら、
すぐにでも月の
ウサギをさがし
始めた方が
いいですよ。
一羽のウサギが
だれかの願いを
かなえられるのは、
始めの新月から
次の始までって
決まっているん
ですって」
少年は明るく、
月の出ていない
夜空を指差しました。
「今は月は見えて
いないけれど、
今日は新月では
ないんです。
新月は少し前に来て、
もう月のウサギは
地球に産み落と
されました。
ウサギによっては
地上におり立ってすぐに、
だれかの願いを
かなえてしまうのも
いるようだから。
だから願いがあるなら、
急いで月のウサギを
さがさないと」
すると、オーティスが
すかさず言いました。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2026年2月2日です。
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