第4話 旅は道連れ23
イヴやミルクとその仲間達が、
オーティスのたんじょう日の準備をしていると
とつぜんのトラブルにみまわれて……
対象:小学校四年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
「ほう、
それはいったい、
どんな理由かね。
ぜひ教えもらい
たいものだが」
ダイがそう言い、
オーティスと二人で
ハンモックから身を
乗り出しました。
少年は手を
後ろで結び、
しせいを正すと
話し始めました。
「月と言うのは、
月の女神のおなかが
ああやってかがいて、
夜空に光っている
すがたなんですよ」
「ふふふ。
ぽんぽこおなかだなんて、
そんなのおかしいや。
それじゃあ月のウサギは
どうなってしまうの?
満月の夜にはいつだって、
月にきれいにウサギの
かげが見えるもの。
君だって知って
いるだろう」
今度はオーティスが
笑いました。
「そう。
月の女神は
約一ヶ月かけて
おなかの中で
ウサギの子を育て、
新月の夜に地上に
産み落とすのです」
男の子の話に、
オーティスとダイとは、
今度はまじめな
顔になって、
たがいを見ました。
「でも、
やっぱりおかしいや。
それじゃあ地球に
いるウサギは全て、
月から産み落と
されたってこと
になるのかい」
オーティスが
たずねました。
オーティスの
白い毛は、
暗やみの中でも、
少年からはっきりと
見えました。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2026年1月28日です。
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