第4話 旅は道連れ16
イヴやミルクとその仲間達が、
オーティスのたんじょう日の準備をしていると
とつぜんのトラブルにみまわれて……
対象:小学校四年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
オーティスは、
先ほど想像していた
かいぶつのことを
考えていました。
遠くの黒い木々は
風にざわめいており、
彼にはまだ不思議な
生き物のように
見えていました。
「そうだね。
かいぶつや自分では
見たことのない
不思議な物は、
どうか分からないがね。
実を言うと、
私は占いと言う物を
全く信じていないのだよ。
たぶん多くの生き物が
そうだと思う」
オーティスはふと、
不思議に思いました。
「そんならさ、
どうして研究発表会で、
吉右衛門ってやつが
一等になれたのかな?
やっぱりケンちゃんは
何か、かんちがいをして
いるんじゃないのかな」
ダイは静かに
ほほ笑むと、
ゆっくり首を
横にふりました。
「いいや。
あのかしこいケンが
かんちがいをするなぞ、
そんな事は
ないだろうよ。
私が思うに、
吉右衛門と言う犬が
一等を取れたのはね。
みんながちがうと
思っている事を、
バカにされたり
反対されることを
おそれずに、
自分はこう思うと、
勇気を持って思った
ままに述べたところに
あるのだと思う。
そして吉右衛門は
彼の考えを、
占いを信じていない、
たくさんの生き物も
なっとくするように
発表をしたのだ。
それは、やはり
すごいことだと
思うがね」
ダイはここまで
言うと、
急に何かを
思い出した
ようでした。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2026年1月12日です。
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