第4話 旅は道連れ12
イヴやミルクとその仲間達が、
オーティスのたんじょう日の準備をしていると
とつぜんのトラブルにみまわれて……
対象:小学校四年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
「犬にしては上品ね、
彼女。
今度の私が行く海の
バカンスの目的も、
彼女達が上流クラブの
仲間を集めて開く、
パーティーに出席
するためなのよ。
まさかあんた達も
あの海岸へ行くとは、
思ってもみなかった
けれどね」
ミルクの目が、
思わずきらりと
光りました。
シャロルは
それを見ると、
いじわるそうに
ほほ笑んでから
言いました。
「よかったら海で、
シンジュをあなたに
しょうかいして
やりましょうか」
「えっ、いいの。
でも、
待ってちょうだい。
ふだんはいじわる
ばかりしてくる
あなたが、
どういう風の
ふき回しでそんな
ことをするのかしら」
ミルクは始めは
うれしくなりましたが、
すぐにいぶかしく
思ってたずねました。
「私はあんたに一つ、
この前の冬にできた
かりみたいな物が
あるからね。
しっぽにかみついた
オーティスから
助けてもらった、
あれのことよ。
かりっていうのは
いやな物だから、
早く返して
しまいたいのよ。
リリスをリリーノスの
所へ連れもどしたら、
私はすぐに月星海岸に
向かうわ。
三ツ星のしんだい列車に
乗って行くの。
もちろん、
あなた達なんかよりは
ずっと早くに、
ビーチに着ける
でしょうね」
シャロルは
「三ツ星」のところを、
みょうにあまっ
たるく言いました。
読んでいただき、ありがとうございます。
一年間、頑張ってこられたあなたに、
穏やかな年が訪れますように。
次回の掲載は2026年1月2日です。
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