第4話 旅は道連れ10
イヴやミルクとその仲間達が、
オーティスのたんじょう日の準備をしていると
とつぜんのトラブルにみまわれて……
対象:小学校四年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
ミルクはいっしゅん
シャロルへ目を
走らせました。
ですがすぐ彼女から
顔をそむけると、
オーティスの側へ
よって行きました。
彼女は笑いが止まらない
オーティスのせなかを、
さすってやり
ながら言いました。
「さあ、もう
そんなに笑わないで」
それでもオーティスは、
笑いを止められずに
言いました。
「だって、ネコ姉さんが
おもしろいんだもの。
じゃあね、
“きのこ”ってこと
にして続けようよ。
きのこ→ことり」
オーティスに
話しかけられると、
仮面舞踏会用の
黒いマスクをかぶった
ようなもようをした顔を、
すましてシャロルが
言いました。
「ことり→リリスさん」
するとオーティスは、
いよいよゆかに
笑い転げました。
「“リリスさん”だなんて。
なんだかぎょうぎょうしいよ。
リリスは、ちっとも
“リリスさん”って
がらじゃないや」
「さあ、オーティス。
起き上がって、
ちゃんとしてちょうだい。
ちっともおもしろくも
なんともないでしょう」
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2025年12月29日です。
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